講談社文庫<br> 叛徒

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講談社文庫
叛徒

  • 下村 敦史【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062938341
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

愛する息子のためならば、裏切り者になっても構わない。『闇に香る嘘』の著者が描く、“正義のあり方”を問う傑作警察ミステリー!一度目は正義のためだった。
二度目は愛する息子のため――。
僕は正真正銘の“裏切り者になった!

通訳捜査官の七崎隆一は、正義感から同職の義父の不正を告発、自殺に追い込んだことで、職場でも家庭でも居場所がない。歌舞伎町での殺人事件の捜査直後、息子の部屋で血まみれの衣服を発見した七崎は、息子が犯人である可能性に戦慄し、孤独な捜査を始めるが……。

累計10万部突破
『闇に香る嘘』がブレイク中の著者がおくる、
“正義のあり方”を問う警察ミステリー!

下村 敦史[シモムラ アツシ]
著・文・その他

内容説明

通訳捜査官の七崎隆一は、正義感から同職の義父の不正を告発、自殺に追い込んだことで、職場でも家庭でも居場所がない。歌舞伎町での殺人事件の捜査直後、息子の部屋で血まみれの衣服を発見した七崎は、息子が犯人である可能性に戦慄し、孤独な捜査を始めるが…。“正義”のあり方を問う警察ミステリー。

著者等紹介

下村敦史[シモムラアツシ]
1981年京都府生まれ。2014年に『闇に香る嘘』で第60回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。同作は「週刊文春ミステリーベスト10 2014年」国内部門2位、「このミステリーがすごい!2015年版」国内編3位と高い評価を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

306
下村敦史さんの第2作は前作に負けない素晴らしさの巧妙にして緻密に練り上げられた圧巻の警察小説だと思いますね。唯2点、気になったのは今回の文庫も前回に続いての黒カバーで講談社さんは暗さを強調し過ぎだと思います。もう一つは題名の「叛徒」が読み終えてもピンと来なくて不適当かなと思いますね。まあシンプル過ぎるかも知れませんが「通訳捜査官」でも良かったような気もしますね。本書は大きなテーマが外国人労働者の問題と家族と父子愛で王道の警察捜査小説から少し外れた変則的なサスペンスになっていて主人公の苦悩が心に伝わります。2022/07/26

しんたろー

191
通訳捜査官・七崎が主役の社会派サスペンスは新宿を舞台に中国人技能実習生の現実をテーマに、下村さんらしく熱く社会問題を提起していて資本主義社会の哀しい現実を思い知らされた。七崎が仕事における信念と家族を守る為の愛情で板挟みになるのも共感できる(若干イライラするが)。『刑事の慟哭』を先に読んでいたので重要な役割を果たす刑事・田丸の手口が先読みできてしまうのが残念だが、七崎も田丸も単なるヒーローでなく「欠点を抱えて足掻いている男」なのも下村作品らしさなのだと思った。未読の3作を読んで制覇したい作家さんだ♬2019/07/29

じいじ

118
 人は、愛する息子を守るためなら、仕事への「信念」を投げ捨てられるのだろうか。それが、息子の犯罪容疑をかばうためであっても…。今作の主人公は、警察小説では登場しない通訳捜査官(中国語専門)。舞台は、日本一の繁華街を抱える新宿警察署。その眠らない街、新宿歌舞伎町で中国人が殺される事件発生。第一発見者の中国人の通訳を担当。折しも、息子が不登校で家出。息子への嫌疑をひた隠す、主人公の胸中の葛藤が心苦しく胸に迫って来る。珍しい職種の警察官ということもあり、これまでにない新鮮な読み心地の警察小説です。2018/04/23

あも

94
シモムー半端ないって!彼は生粋のストーリーテラーで、真のエンターテイナー。通訳捜査官という馴染みない職業を扱い見事な物語を作り上げた。これぞ著者の代表作!ではないだろうに、流れるように読み進めた。細大漏らさず作中で全てをまとめあげた出来に文句なし。実父のように慕う義父と同じ道を選んだ主人公。しかし、義父の意図的な誤訳を告発した事で同僚からも家庭でも針の筵。そしてある事件で自身も大切な者を守るため誤訳を行う。主人公の性格が余り好きではないが、小説の出来とは無論無関係。終盤の盛り上がりからのエピローグに胸熱。2018/06/25

アッシュ姉

90
毎回異なるテーマで楽しませてくれる下村さん。隙間時間に読んだせいもあり、既読の二冊ほどのめり込めなかったが、通訳捜査官という特殊な設定を活かしたストーリーで新鮮な面白さを感じた。正義と家族の間で揺れる主人公が葛藤の末に選んだ道は暗闇の中での孤独な綱渡りのよう。先が見えず、引き返すこともできない。ひりひりと辛かった分、いろいろと甘い気がしたが、次はどんな世界を見せてくれるのか楽しみな作家さんである。2018/07/24

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