講談社文庫<br> 影憑き―古道具屋皆塵堂

個数:
電子版価格
¥704
  • 電書あり

講談社文庫
影憑き―古道具屋皆塵堂

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月18日 20時51分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062937979
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

曰く品だらけの皆塵堂で、何をやっても失敗ばかりの大店の放蕩息子円九郎は再生できるのか? 人気の人情怪異譚。紙問屋の大店でさんざん甘やかされて育った円九郎は、悪友の菊三郎、金吾にそそのかされて賽銭泥棒したり、悪さばかり。ついに実家を追い出され、皆塵堂に居候することになったが、気合いばかりで失敗ばかり。おまけに黒い影や生首を見たり、恐怖におののく。そして、菊三郎が溺死したと金吾が報せに来る。誰かに恨みは買っていても不思議ではない円九郎に危機迫る。皆塵堂の伊平次たちは、放蕩息子の円九郎を再生できるのか?

三人の放蕩息子
欠けた水瓶
留守番の夜
幽霊の不思議
襲う影
あとがき


輪渡 颯介[ワタリ ソウスケ]
著・文・その他

内容説明

がらくたと曰く品が並ぶ皆塵堂の新たな居候は、紙問屋の大店の倅、円九郎。お目付役の清左衛門を嘆かせる放蕩ぶり。仕事はさっぱりで、悪友たちとつるんでは悪さばかり。その円九郎、皆塵堂では、黒い影や生首を見たりと、恐怖におののく日々。主の伊平次は、ここぞとばかり“荒療治”に踏み切るのだが!?

著者等紹介

輪渡颯介[ワタリソウスケ]
1972年東京生まれ。明治大学卒。『掘割で笑う女“浪人左門あやかし指南”』で第38回メフィスト賞を受賞し、講談社ノベルスよりデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mihya

46
皆塵堂シリーズ6冊目。放蕩息子・円九郎aka役立たず。怖がりだし、不器用だし、楽な方に流されちゃうし、見えちゃうし。鍛えられて、きっと今度会う時にはマシになってることを願う。 今回も巳之助は大活躍。大活躍しすぎな感もあるけど…。 『霊に始まり猫に終わる』もう完全に期待しちゃってる。次回は白助(雌)の子猫たちに会えるかな。 あ、巳之助のお嫁さん問題を忘れてた。2022/09/28

Richard Thornburg

34
感想:★★★ シリーズ第6弾。  今回は話のスタートからして変わっていて、大店の放蕩息子3人組の悪だくみからのスタートです。  その3人組の中でも気弱で怖がりの「円九郎」が本作での主役で、前半はとにかく取り柄のない円九郎サンのマイナスイメージをクローズアップ(笑)  その後、いつもの面々が一肌脱いで円九郎サンをバックアップし、円九郎サン自身もほんの少し成長してめでたしめでたし・・・って感じかな。 でも、円九郎サンは根っから心を入れ替えたようには思えないんだけど・・・   2018/11/11

Yu。

34
今回は呪われし三人の放蕩息子のひとり 円九郎が自身を省み、すこぉ〜しだけ成長する様がなんともかんともなシリーズ第六弾。。おもしろい!といっても当シリーズの良さは物語の面白さだけではなく、前のゲスト陣もいつの間にやら準レギュラーとなり話を盛り上げていくという創りが魅力‥ さて次回で最終回らしいのだがダメ坊っちゃん円九郎はどういった活躍を見せてくれるのかな(*´ー`*)2018/11/11

HMax

31
時代物猫話作家による霊に始まり猫に終わる「古道具屋 皆塵堂」シリーズ第六巻。今回は気が弱くて怠け者のくせに遊び人の円九郎を中心に話が進む怖いようで楽しい話し。何人にも恨まれてXXXXさせようと祟られたあげくに、幽霊になっても祟りが解けないという、何とも可哀そうな話しが気になりました。2020/10/11

お涼

30
シリーズ6作目。今回の主人公は紙問屋の放蕩息子、円九郎。仲間たちとの悪さの末、皆塵堂に預けられることになった。鮪助からも相手にされないほど、なんだか助けがいのない円九郎。そんな奴を頼まれた清左衛門さんも不憫でならない。猫たちのおかげでオドロオドロしさが中和されている。2022/02/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12419405
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。