出版社内容情報
性の甘美さと残酷さ、生命と救済を描いた極上の官能小説。ロング&ベストセラー『愛妻日記』につづく傑作ラブストーリー。男を青春時代に
戻してくれる、
伝説の娼婦がいるという。
甘くてときに残酷な、「性」と救済を描いた傑作長編小説!
「わたしを買ってくれませんか?」――透き通るように白い肌、吸い込まれそうに深い瞳、まるくやわらかな声。伝説の娼婦なぎさは、自分を本当に必要とする客の前だけに現れる。なぎさとの甘美な時間の合間に男が見るのは、あまりにもリアルな、青春時代の自分と女性たちとの夢。切なさに満ちた官能恋愛小説。
なぎさの媚薬(上)
目次
海の見えるホテル
追憶の課外授業
彼女を憐れむ歌
ねえさんの浴衣
霧の中のエリカ
重松 清[シゲマツ キヨシ]
著・文・その他
内容説明
「わたしを買ってくれませんか?」―透き通るように白い肌、吸い込まれそうに深い瞳、まるくやわらかな声。伝説の娼婦なぎさは、自分を本当に必要とする客の前だけに現れる。なぎさとの甘美な時間の合間に男が見るのは、あまりにもリアルな、青春時代の自分と女性たちとの夢。切なさに満ちた官能恋愛小説。
著者等紹介
重松清[シゲマツキヨシ]
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。出版社勤務を経て、執筆活動に入る。’91年『ビフォア・ラン』でデビュー。’99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、’10年『十字架』で吉川英治文学賞、’14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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