講談社文庫<br> 七回死んだ男 (新装版)

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講談社文庫
七回死んだ男 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062937665
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



西澤 保彦[ニシザワ ヤスヒコ]
著・文・その他

内容説明

高校生の久太郎は、同じ1日が繰り返し訪れる「反復落とし穴」に嵌まる特異体質を持つ。資産家の祖父は新年会で後継者を決めると言い出し、親族が揉めに揉める中、何者かに殺害されてしまう。祖父を救うため久太郎はあらゆる手を尽くすが―鮮やかな結末で読書界を驚愕させたSF本格ミステリの金字塔!

著者等紹介

西澤保彦[ニシザワヤスヒコ]
1960年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒業後、高知大学助手などを経て執筆活動に入る。『聯殺』が第1回鮎川哲也賞の最終候補となり、’95年『解体諸因』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

295
渕上零治郎爺様を長とする、家族の皆さんの人間性に難があり過ぎる。主人公久太郎目線で進行して。その久太郎は特殊体質である事以外は凡庸故(?)真っ当ですけどね。姉妹、家族、親族は仲良くしましょうよ。まあ、西澤さんが半ば無理矢理気味に作り出した舞台設定なんでしょうけど。真っ当な人がいなくて、どうするのこれってなったよ。でも設定を活かしたミステリーなんだよねって、色々考えたよ。最後に爺様は亡くならずに済みましたチャンチャンだけぢゃダメだもんね。と思っていたら(当然)予想以上に綺麗に纏まりました。流石。面白かった。2024/07/13

キナコ

112
SF混じりのループミステリー作品。祖父が殺され、犯人と思われる人をループ毎に観察していくなかで犯人を見つけ出そうとする話。殺され方は一緒でも容疑者がどんどん変わっていく様はテンポがよく、ライトな文章なのもあってややコメディーチック。タイトルも面白く、主人公の苛立ちがわかる。後半に書けてのネタバレもクスリと笑える一冊。2023/05/01

鍵ちゃん

98
高校生の久太郎は、同じ1日が繰り返し訪れる「反復落とし穴亅に嵌る特異体質を持つ。資産家の祖父は新年会で後継者を決めると言い出し、親族が揉めに揉める中、何者かに殺害されてしまう。祖父を救うため久太郎はあらゆる手を尽くすが。途中までは面白かったが、最後の友理との会話で謎が解き明かされて行くほど、分からなくなってしまった。だけど、醜い相続争いは見ている方は面白いな。2023/01/31

fuku3

70
2021.4.21読了。大庭久太郎16歳は特異体質の為に自分の意思に反して同じ日を9回繰り返す"反復落とし穴"に月3~4回のペースで陥って仕舞う!実業家の祖父渕上零治郎が毎年新年会で遺言状を書き換える一月二日に反復落とし穴に嵌ってしまった!一周目の一月二日は祖父は生きていたが、二周目の一月二日は祖父は殺されていた!久太郎は何とかして殺人事件を防ごうと色々と画策するが三周目、四周目、五、六、七周目と殺人事件は起こって仕舞う…。設定がよく出来ていて中々面白い!最後の種明かしの後にもう一捻りあり大満足の一冊!2021/04/21

Kanonlicht

69
読みたかった特殊設定ミステリの名作。同じ1日を9回繰り返す特異体質の主人公が、正月に親戚たちが一堂に会する中で起きた殺人事件を防ぐために奔走する。被害者はなぜ殺されたのか、どうすれば殺されずにすむのかを追求することが主題と思いきや、最後に明かされた事実によって、すべてのピースがきれいにはまるのが気持ちいい。莫大な遺産の相続をめぐる人間関係の描写も、ほどよいドタバタ感があって面白く、これまで映像化されていないのが不思議なぐらいドラマ向きの物語だと思った。著者の他の作品ももっと読みたい。2024/07/02

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