講談社文庫<br> 七回死んだ男 (新装版)

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講談社文庫
七回死んだ男 (新装版)

  • 西澤 保彦【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062937665
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



西澤 保彦[ニシザワ ヤスヒコ]
著・文・その他

内容説明

高校生の久太郎は、同じ1日が繰り返し訪れる「反復落とし穴」に嵌まる特異体質を持つ。資産家の祖父は新年会で後継者を決めると言い出し、親族が揉めに揉める中、何者かに殺害されてしまう。祖父を救うため久太郎はあらゆる手を尽くすが―鮮やかな結末で読書界を驚愕させたSF本格ミステリの金字塔!

著者等紹介

西澤保彦[ニシザワヤスヒコ]
1960年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒業後、高知大学助手などを経て執筆活動に入る。『聯殺』が第1回鮎川哲也賞の最終候補となり、’95年『解体諸因』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

291
渕上零治郎爺様を長とする、家族の皆さんの人間性に難があり過ぎる。主人公久太郎目線で進行して。その久太郎は特殊体質である事以外は凡庸故(?)真っ当ですけどね。姉妹、家族、親族は仲良くしましょうよ。まあ、西澤さんが半ば無理矢理気味に作り出した舞台設定なんでしょうけど。真っ当な人がいなくて、どうするのこれってなったよ。でも設定を活かしたミステリーなんだよねって、色々考えたよ。最後に爺様は亡くならずに済みましたチャンチャンだけぢゃダメだもんね。と思っていたら(当然)予想以上に綺麗に纏まりました。流石。面白かった。2024/07/13

ナルピーチ

238
不定期に発症する同じ日を何度も繰り返してしまう奇妙な体質、通称“反復落とし穴”を持った高校生“キュータロー”を主人公に起き、祖父が死んだ1日を描いた物語。キュータローは祖父の死を回避する事が出来るのか?!孤独な戦いが幕を開ける。特殊設定×本格ミステリ×パズルの要素が見事に融合。終局の大オチも頭をフル回転させて何とか理解し、その手があったのかとほくそ笑む。西澤先生、恐るべし作品を書いたものだ。笑えて推理して楽しめる良い一冊に大満足!!2021/01/11

キナコ

112
SF混じりのループミステリー作品。祖父が殺され、犯人と思われる人をループ毎に観察していくなかで犯人を見つけ出そうとする話。殺され方は一緒でも容疑者がどんどん変わっていく様はテンポがよく、ライトな文章なのもあってややコメディーチック。タイトルも面白く、主人公の苛立ちがわかる。後半に書けてのネタバレもクスリと笑える一冊。2023/05/01

鍵ちゃん

75
高校生の久太郎は、同じ1日が繰り返し訪れる「反復落とし穴亅に嵌る特異体質を持つ。資産家の祖父は新年会で後継者を決めると言い出し、親族が揉めに揉める中、何者かに殺害されてしまう。祖父を救うため久太郎はあらゆる手を尽くすが。途中までは面白かったが、最後の友理との会話で謎が解き明かされて行くほど、分からなくなってしまった。だけど、醜い相続争いは見ている方は面白いな。2023/01/31

オーウェン

68
タイトルの意味は同じ日を何度も繰り返しができる体質であり、資産家の遺産争いにキュータローは巻き込まれる。SFの設定をミステリに持ち込んで完全に成功した例。殺された富豪の原因を1日ごとに思案していき、なんとか殺人を防ごうと必死になるが、次々別の人間が殺人に関与しているかと思わせる。殺人の顛末がまた面白く、意外すぎる事実が突然現れる。殺人をいかに防ぐかということばかりに気を囚われていて、まったく予期していなかった。だから酔いつぶれたとか、全員服装が決まっているなどのエピソードが意味を持つことになるのだと。2021/05/16

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