講談社文庫<br> 気付くのが遅すぎて、

電子版価格
¥682
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

講談社文庫
気付くのが遅すぎて、

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062937641
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

下半身は“ありのまま”がいいの? 人生の様々な面で気付くのが遅すぎてあたふたする日々を記す、大人気エッセイ第10弾!祝10周年
あー、女に生まれてよかった (のかどうか)


「一般の方」を選ぶ男性芸能人に殿方の真意を知り、
世襲総理が“お友達”を登用するワケに呆れ、
三、四十代アイドルの延命術に感心する。
そんな重箱の隅はよく見えるのに、大局観は抜け落ち気味。
非凡な人生視力で切り取った「その時」を重ねて早十年超! 
殿堂入り人気エッセイ、新たな地平へ。

マーガレット酒井は年をへて大輪の花となった。
この度胸、この観察眼、この意地悪さ。
人を喰う食中花である。
林真理子

奢ってもらえませんでした
昭和のヨーグルト
普通の女
胃カメラで見えたこと
女子高生の皆さんへ
ゆとり矯正世代の登場
自民党の方から聞こえました
お母さんといっしょ
あちらのお盆、こちらのお盆
祭もコピペ
ありのままの下半身
二万個、にぎりました
EXILEの昭和型経営
女子会は性差を越える?
安倍首相のコンプレックス
家族より疑似家族?
ディズニーランドと国技館
ラストランナーとして生きる
はじめてのえすえむ
四年目の東北
列車で何を脱ぎますか?
沖縄の意気、雪国の意地
取り分けるのは誰?
キャーキャーする才能
新聞紙の暖かさ
ヒッチハイクできますか?
社食の新旧
佐渡人の芸能力
父の無念と、娘の奮起
十四番のおみくじ
インフルエンザの幸福
自分で考えるアスリート
年の差カップルのひずみ
セックスレスというお家芸
キラキラの排泄物
苗字を変えられますか?
「卒業」の格差
「怒る気まんまん」の人々
大塚家具に、ご提案
な?んもないちゃ!
マスクせずにはいられない
祝・芸歴三十年
新入社員、登場!
日本へようこそ?
第一波と第三波の間で
大人もアスレチック
配偶者の他界、親の他界
イルカと蚊
地震の予感
アスリートの流行語
あとがき


酒井 順子[サカイ ジュンコ]
著・文・その他

内容説明

「一般の方」を選ぶ男性芸能人に殿方の真意を知り、世襲総理が“お友達”を登用するワケに呆れ、三、四十代アイドルの延命術に感心する。そんな重箱の隅はよく見えるのに、大局観は抜け落ち気味。非凡な人生視力で切り取った「その時」を重ねて早十年超!殿堂入り人気エッセイシリーズ、新たな地平へ。

目次

奢ってもらえませんでした
昭和のヨーグルト
普通の女
胃カメラで見えたこと
女子高生の皆さんへ
ゆとり矯正世代の登場
自民党の方から聞こえました
お母さんといっしょ
おちらのお盆、こちらのお盆
祭もコピペ〔ほか〕

著者等紹介

酒井順子[サカイジュンコ]
1966年東京都生まれ。立教大学社会学部観光学科卒業。高校在学中より雑誌にコラムを執筆。『負け犬の遠吠え』(講談社文庫)で婦人公論文芸賞、講談社エツセイ賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パフちゃん@かのん変更

30
おもしろくてさらさら読める。おやつのような読書。2020/09/09

百太

25
やたらと酒井順子さん読み続けています(苦笑)。エッセイは苦手だったのに・・・かなり好きかも。2018/04/23

阿部義彦

23
講談社文庫新刊、私より五つ年下で共に独身道を歩む酒井順子さんの週刊現代でのエッセイ集、すでに10年目に突入ですか。毎回毎回の小さな違和感とその見事な纏め振りには感心してしまいます。時には下ネタをやっても、下品にはならないのが流石順子さんです。「安倍首相のコンプレックス」「はじめてのえすえむ」「キャーキャーする才能」「ヒッチハイクできますか?」「社食の新旧」等など。因みに酒井さんはFacebookやインスタなどのSNSは一切縁がないとのこと。歳が近いせいか判る感が半端ないです。2017/11/23

なお

18
『週刊現代』の2014年~2015年の連載。相変わらず楽しいエッセイ集。2018/06/19

あんちゃん🐳

10
若い世代の新しい価値観を、好意的に取り上げていることに好感をもった。例えば、血縁や地縁が弱くなった現代に現れた「ネット縁」を新しい可能性として取り上げる。非難したり心配したりするだけでないところに、著者の思考の柔らかさとバランスの良さを感じた。もちろん「それはどうかなぁ?」と思うものもたくさんあったし、無愛想なコーヒー店主にシンパシーを感じるなんてところは、心当たりがありすぎて笑えた。流行フレーズの多用への違和感については大きく首肯。もともとがどんなに素敵な表現でも、安易に使われるとしらけてしまう。2018/04/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12419652
  • ご注意事項

最近チェックした商品