講談社文庫<br> 千日のマリア

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講談社文庫
千日のマリア

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062937474
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

小池真理子の新たな到達点。男は抗い、女はたゆたう。生まれてから死ぬまでの「時間」を見つめて書かれた珠玉の作品集!義母の葬式で男は思い出す。22年前に、義母の起こした事故のこと。義母を責めた自分のこと。そして??(「千日のマリア」)。
会社に長文の手紙を送りつけてくる女。意を決して女の家を訪ねた男が見たものは(「修羅のあとさき」)。
森に囲まれた土地で暮らして20年。引っ越しを間近に控えたその日、はじめて庭に現れた美しい琥珀色の生き物がいた(「テンと月」)。
ほか、生と死、愛と性、男と女を見つめた珠玉の8篇。

過ぎし者の標
つづれ織り
落花生を食べる女
修羅のあとさき
常夜
テンと月
千日のマリア
凪の光


小池 真理子[コイケ マリコ]
著・文・その他

内容説明

誰にも言えない、でも決して忘れることはない罪深い記憶。男と女の間を流れていった時間―。夫と移住しペンションを営んだ家をたった一人引き払う時、庭に現れた美しい動物(「テンと月」)。義母の葬儀で棺に寄り添う男が思い起こす光景とは(表題作)。心の奥底深く降り積もった思いを丹念にすくいとる珠玉の短編集。

著者等紹介

小池真理子[コイケマリコ]
1952年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。1989年「妻の女友達」で第42回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。1996年『恋』で第114回直木賞、1998年『欲望』で第5回島清恋愛文学賞、2006年『虹の彼方』で第19回柴田錬三郎賞、2012年『無花果の森』で第62回芸術選奨文部科学大臣賞、2013年『沈黙のひと』で第47回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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新地学@児童書病発動中

108
素晴らしい短編集。昨日読み終わった余韻がまだ胸の中に残っている。生きることには哀しみがつきまとう。どんな人も弱さを抱えているし、自分ではよく分からない衝動に突き動かされてひどいことをしてしまうこともある。このような人間の弱さを正面から見据えて、人間の存在自体を肯定していく限りない優しさに溢れた短編集だ。表題作では、事故で片腕を失った男が義母と深い関係になってしまう。義母は男の悲しみを受け入れてその関係をある時まで続ける。男は義母の義母の深い優しさに彼女の葬儀の時に思いをめぐらす。(続きます)2017/11/29

エドワード

37
人は時に決して口に出せない秘密を抱えることがある。道ならぬ愛。裏切り。虚栄心。標題作の秀平と義母の美千代、「凪の光」の知美と同級生のより子。二人のマリアの物語が秀逸だ。「つづれ織り」の美和子の母と大家の長男・龍之介の秘密の恋のなまめかしさは昭和の映画のようだ。解説で小川洋子さんが、皆が口を閉ざす短編たちを「偶然同じ電車に乗り合わせた、平凡な人々の、どうしても折り合いのつかない、当人にも正体がつかめない記憶の物語」と喩えているのが的確だ。物語の隅で、猫やテンや鳥の雛などが主人公たちを勇気づける様に心なごむ。2022/07/10

カブ

35
男と女の8篇の物語である。登場人物一人ひとりは、自分ではどうすることもできない運命に翻弄されながら、流されていくようでいて、したたか。生きるとはこういうことかと。小川洋子氏の解説も短編小説のようで美しい。2017/12/29

coco夏ko10角

27
8つの作品収録の短編集。『落花生を食べる女』と『修羅のあとさき』が特によかった。最後の小川洋子さんによる解説がひとつの純文作品みたいですごい。2018/12/23

桜もち 太郎

22
八つの物語の短篇集。どの作品も読み応えがあった。「本当のことは、口に出して言ってはならない」人間には当たり前だけれど男女があって、毎日当たり前のように生活している。しかし誰にも言えないことを抱えて生きて、悩みも多種多様だ。そんな人間の奥深さを描く力量はさすがだ。良かったのは『千日マリア』だ。婿に対する負い目をもつ義母。二人が淫らな関係を結ぶわけだが、婿の衝動的な行動が生々しい。義母の葬儀のとき、棺桶越しにみる娘の射るような目が印象にのこった。そして何といっても解説が小川洋子だった!鋭い視点はさすがだった。2023/12/03

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