講談社文庫<br> 図書館の魔女 烏の伝言(つてこと)〈下〉

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講談社文庫
図書館の魔女 烏の伝言(つてこと)〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062936545
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

言葉は不得手だが烏を巧みに操る剛力の男。地下水路を知悉し、そこをねぐらとする孤児たち。彼らは、囚われの姫君を奪還できるか?姫を救出せんとする近衛兵と剛力たち。地下に張り巡らされた暗渠に棲む孤児集団の力を借り、廓筋との全面抗争に突入する。一方、剛力衆の中に、まともに喋れない鳥飼の男がいた。男は一行から離れ、カラスを供に単独行動を始めが……。果たして姫君の奪還はなるか? 裏切りの売国奴は誰なのか? 傑作再臨!

9 奪還
10 伝言二信
11 嘘の賭金
12 狐と鼠
13 院
14 識字
15 牛目
16 杣道
17 港


高田 大介[タカダ ダイスケ]
著・文・その他

内容説明

姫を救出せんとする近衛兵と剛力たち。地下に張り巡らされた暗渠に棲む孤児集団の力を借り、廓筋との全面抗争に突入する。一方、剛力衆の中に、まともに喋れない鳥飼の男がいた。男は一行から離れ、カラスを供に単独行動を始めるが…。果たして姫君の奪還はなるか?裏切りの売国奴は誰なのか?傑作再臨!

著者等紹介

高田大介[タカダダイスケ]
1968年、東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。早大、東京藝大などで講師を務めたのち渡仏。専門は印欧語比較文法・対照言語学。2013年、第45回メフィスト賞受賞作『図書館の魔女』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さばかん

117
面白かった……。    あぁ……面白かった……。    満を持しての一ノ谷さんサイドの登場は心が躍りましたね。    そしてマツリカ様のご説法ご高説を賜っていると、あぁ、この世界に帰ってきたんだなぁと懐かしさが込み上げてきた。    面白かった。また読める日が来ることを願って。2017/08/26

kouya

115
一気読み。これも伏線だったのかと、次から次へと出てくる出てくる。マツリカたちの出番は少ないのかと思っていると、中盤からがっつり最後まで存在感あり大満足。前作が懐かしく思えた。今回の登場人物たちも、今後の作品で会える事を願って。続巻がある事を期待したい。面白かった。2020/07/28

名古屋ケムンパス

107
前作は鍛冶の里に生まれ、マツリカの通訳者として遣わされ、彼女と心を通わすようになるも、実は彼女を守るため暗殺者の役割を担う「キリヒト」の物語でした。今作は、国を追われた姫と同道する剛力衆の一人として、人とは話せないけれど烏と意思疎通できる鳥飼「エゴン」の物語です。裏切り者が跋扈する港湾都市で、仲間を信じて思い遣り、真の知性を発揮して仲間を救う賢者は誰だったのかを我々読者は清々しさを感じながら思い至ることになります。2019/03/22

ゆのん

105
いやぁ、面白かった。鼠達が本当に可哀想だったが仲間を大切にする誇りだけは失わない強さが素晴らしかった。その想いに大切な事を気付かされて力を合わせる山賊や近衛兵たち。身分や立場は違えど感動すら覚える。残りページわずかで登場を心待ちにしていた高い塔御一行登場でとても気持ちが和んだ。マツリカもハルカゼもバーシャも最高。シリーズ三作目が年内に出版されるらしいので楽しみに待ちたいと思う。次はキリヒトストーリーだと良いな。2017/09/07

93
誰が誰を追い、誰が誰を裏切っているのか。全てが明らかになる下巻。剛力、近衛兵、そして、逞しく生きる鼠たち。目まぐるしく展開する物語の中で、それぞれにそれぞれの活躍があり、彼らの生きる姿勢や大切にしている矜持、誇りに胸を打たれる。そして、物語の後半、待ちに待ったマツリカの登場によって、全ての謎が一本の線となり、繋がっていく様はお見事と言うしかないし、読んでいて楽しい。また、まともに喋れない鳥飼エゴンの存在や鼠と黒の交流など、やはり「言葉」というものを考えさせられる物語でもあった。ああ、三作目が待ち遠しい。2017/10/29

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