出版社内容情報
料理研究家・水谷有明が「糖質制限食」に挑む! 本当に健康にいいのか!? 女性必読の、“糖質制限”をめぐるミステリー!料理研究家・水谷有明が依頼を受けたのは和食レストランのメニュー開発。糖質制限食をメインにしようと提案する有明だったが、社長と意見が合わない……。糖質制限食がいかにいいか社長にも必死でプレゼンするが、和食界の重鎮である有明の師匠との料理対決をして勝つこと、を条件にされてしまった。果たして有明は師匠に勝てるのか。糖質オフは身体にいいのか、悪いのか!? 女子に効く! 新ジャンルミステリー。
鏑木 蓮[カブラギ レン]
著・文・その他
内容説明
料理研究家の水谷有明は、和食レストランチェーンのメニュー監修を依頼された。その根幹に“糖質制限食”を据えようとするが、社長と意見が対立。有明は進退をかけ、師匠である和食界の重鎮と料理対決をすることに。糖質制限vs.日本の主食。有明は師匠に勝てるのか?ダイエットにも効く、身に染みるミステリー!
著者等紹介
鏑木蓮[カブラギレン]
1961年、京都市生まれ。佛教大学文学部国文学科卒業。卒業論文は「江戸川乱歩論」。塾講師、教材出版社、広告代理店勤務などを経て、1992年、コピーライターとして独立する。2006年、『東京ダモイ』で第52回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シェルティ
47
読書オフでいただいた本。「不老不死」などというありもしない甘い罠。人間はみな平等にいつかは死ぬ。ただ、長生きするかどうかの違い。でも健康なら長生きしていたい。いままでどうせ死ぬならうまい物くらい食いたいと、奔放に食ってきたが少し考えさせられた。2016/10/16
メルル
31
料理研究家、水谷有明は大型スーパーマーケットを運営する会社が展開する和食レストランのメニュー監修の依頼を受ける。和食の「うま味」を大切にしている有明だったが父親の糖尿病をきっかけに糖質制限に興味を持つ。農家を守ろうとする社長との考え方に相違が生まれる。どちらが良いという結論ありきでないのが返って良かった。人に言われ信じ、自分で考えないようでは健康は得られない。大切な体のことだから、いろんな方面から調べてみることが必要だと思った。巻末の高須克弥氏のあとがきがいちばん良かったかな(笑)2017/03/09
百太
30
お話の中身については、なんだかなぁ、なんですが。糖質制限で糖尿病が改善される事にはスゴイぞと思ってしまいました。2018/01/24
ちょん
29
糖質制限を考える料理研究家と地産地消をすすめたい大手スーパー経営者の話。糖質制限!!なんて酷い響き💦普段から白米は食事から抜いてますが、絶対食べないとか無理だし、菓子パン大好きだし...お菓子をやめたら生きてけないし...。健康のためダイエットのため、自分の体にどうしたらいいのかな?って思いました。なんかお医者さんに自分の体見てもらって理想像に近づくためにはどうしたらいいか切実に相談したいと感じました。2021/09/18
シャボン玉
27
糖質制限の話。(´Д`)糖尿病患者の父親の影響で、糖質を控えたレストラン作り。最初から最後までそればっかり。【お米を食べないとパワー不足だし、脂肪も燃えないよね】お米大好きだから病気には気をつけようと思った2016/08/21