出版社内容情報
結婚して23年、子供は高校生と大学生。もう妻に愛なんてない、と思ってた。『ボク妻』著者が書き下ろす笑いと涙の家族小説。なぜ離婚したくないのだろう? 世間体? 妻への愛情? 子供の教育上良くないから? 妻から離婚を切り出され、仕事漬けだった隆介は、はじめて考えた。お茶の間に届けるファミリードラマの脚本を書きながら、妻の気持ちを変えられないかと悩む日々。世間の離婚についての考え方を取材し、考え、隆介が出した思いもよらない結論とは――
1 おかえりなさい
2 妻が結婚指輪をしていない
3 危うく別れるとこだった
4 どうしてそんな言い方するのかな
5 妻を嫌いになればいいんだ
6 ファミリーラブストーリー
7 うちと一緒だ
8 妻と離婚するかもしれない
9 好きだ、別れよう
10 よし。ご馳走作ろう
11 妻は包帯のような存在なのよ
12 妻がいたから頑張れた
13 十年後の一郎とともえ
樋口 卓治[ヒグチ タクジ]
著・文・その他
内容説明
離婚を切り出された脚本家の野田隆介は、夫婦円満なホームドラマのシナリオを書きながら悩む。二人の子供は十分に育ち、手はかからない。だが自分は妻と別れたくない。その理由は何だ。世間体か?お金か?妻を愛しているからか?ドラマは高視聴率のまま最終回に向かい、離婚期日は刻一刻と近づく。
著者等紹介
樋口卓治[ヒグチタクジ]
1964年、北海道生まれ。放送作家。2012年、『ボクの妻と結婚してください。』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おかむー
coco夏ko10角
daidainngo
rikako
シュナ
-
- 和書
- 七三一部隊と大学