出版社内容情報
中山義秀文学賞受賞の『雲を斬る』、『風を断つ』に続く、剣客浪人・由比三四郎シリーズの文庫化。秘剣・氷柱折り、みたびの斬撃!江戸の大川で、若い女性が両手両足を切断、惨殺される「達磨美女」事件が勃発。貧乏浪人の由比三四郎は、妻の依頼で暗殺された花火師の娘・おゆきの用心棒となる。その直後から、彼らの元に難敵が次々と現れる。三四郎は「秘剣・氷柱折り」で、究極の黒幕退治に挑むのだが──。人情と剣戟が交錯する連作長編小説。
奇妙な居候
辻斬り二人
雨降りだけの客
囲われ者の片恋
老いぼれ刺客
おゆきの告白
氷柱折り異聞
炎帝が疾った
池永 陽[イケナガ ヨウ]
著・文・その他
内容説明
江戸の大川で、若い女性が両手両脚を切断、惨殺される「達磨美女」事件が勃発。貧乏浪人の由比三四郎は、妻の依頼で、暗殺された花火師の娘おゆきの用心棒となった。その直後から、彼らの元に次々と難敵が現れる。三四郎は「秘剣・氷柱折り」で、究極の黒幕退治に挑むのだが―。人情と剣戟が交錯する、連作長編小説。
著者等紹介
池永陽[イケナガヨウ]
1950年、愛知県豊橋市生まれ。1998年、『走るジイサン』で第11回小説すばる新人賞受賞。2006年、剣客浪人・由比三四郎が登場する『雲を斬る』で第12回中山義秀文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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