講談社文庫<br> 親鸞 完結篇〈下〉

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講談社文庫
親鸞 完結篇〈下〉

  • 五木 寛之【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062933520
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

長男・善鸞との懸隔に親鸞が懊悩する中、最後の闘いの時も迫っていた。永く深い因業が、ついに解き明かされる。偉大な師にして父親の親鸞に認めてもらおうと善鸞は東国行きを志願するが、父子の懸隔はかえって広がる。一方で最後の闘いの時も迫っていた。怪僧・覚蓮坊、謎の女借上・竜夫人、若き日に出会ったツブテの弥七、黒面法師らとの、永く深い因業が解き明かされる。そして、九十歳で入滅――。渾身の三部作、完結。

雪の日の対話
妙禅房からの誘い
父と子の対話
送りツブテの日
期待と失望
星をかぞえて
影の世界
涼の立場
東国からの噂
網を引くとき
ツブテの遺言
針木馬の館
回想の人びと
せまりくる足音
竜涎香の香り
夢まぼろしのごとく
群集と争乱
心なえる日々
大火に追われて
季節のうつろい
夜中に現れる者
善法院の日々
自然に還る
九十年の歳月
あとがき
解説 末國善己


五木 寛之[イツキ ヒロユキ]
著・文・その他

内容説明

偉大な師にして父親の親鸞に認めてもらおうと善鸞は東国行きを志願するが、父子の懸隔はかえって広がる。一方で最後の闘いの時も迫っていた。怪僧・覚蓮坊、謎の女借上・竜夫人、若き日に出会ったツブテの弥七、黒面法師らとの、永く深い因業が解き明かされる。そして、九十歳で入滅―。入魂の三部作、完結。

著者等紹介

五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年福岡県生まれ。戦後朝鮮半島から引き揚げる。早稲田大学文学部ロシア文学科中退。’66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、’67年『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、’76年『青春の門』で吉川英治文学賞を受賞。’81年から龍谷大学の聴講生となり仏教史を学ぶ。ニューヨークで発売された『TARIKI』は2001年度「BOOK OF THE YEAR」(スピリチュアル部門銅賞)に選ばれた。また’02年度第50回菊池寛賞を、’09年にNHK放送文化賞を、’10年には長編小説『親鸞』で第64回毎日出版文化賞特別賞をそれぞれ受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃとら

61
親鸞3部作、読了しました。ラストは90歳を超えて亡くなるまで。奥さんは親鸞を観音菩薩の生まれ変わりだと信じて、娘も父というよりは特別な人だと崇めていたが、親鸞は自分は念仏を唱えるだけで普通の人と何も変わらないと言っていた。あとがきに、五木寛之さんは、あくまでも小説親鸞です!と。でも、読み応えたっぷりでとても面白かったです🙏2019/03/28

ともとも

27
陰謀と過去の因縁、そして親鸞やその周りに起こる事件。 そして意外な真実と展開・・・ 佛教や宗教家親鸞、ミステリーと冒険活劇の要素がもあって、 それだけに人間の浅ましさ、そして運命の儚さということから、親鸞の念仏や、 人が生きるということは、どういうことなのだろうか? などなど深く考えさせられてしまいました。2016/09/16

マサ

18
最後まで一人の人間として描かれていることで、親鸞に心を寄せながら読むことができた。悩み多いままならない心を抱えながらも、晩年のおだやかな心境に安らぎを感じる。最後まで読み通すことができてよかった。2018/04/22

わたお

17
遂に完結。80代の親鸞はあまり活躍しなかったが、それでも悩み、後悔し人間的なところが書かれている。2017/10/31

gushwell

16
最後の巻も面白かった。聖人ではない人園親鸞を描いたことで、読者である僕もいろいろと考えさせられたような気がします。親鸞はいつ宗派を立ち上げるのだろうと思って読んでいたのですが、結局自ら宗派を立ち上げることはなかったんですね。専修念仏についてはよく理解できなかったけど、きっと科学が発達していない時代での人々の拠り所となったのが念仏だったのだろう。2022/01/13

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