出版社内容情報
『女薫の旅』で青春官能小説をきわめた著者が時代小説に挑戦。「四つ目屋」は江戸で唯一、性具を専門にあつかい悩める人々が集う店。秘め事を商いにする老舗の心意気!
江戸職人の粋を集めた見事な張形、相手を惚れさせる秘薬イモリの黒焼き――両国薬研堀の老舗「四つ目屋」は、今日も大繁盛!
『女薫の旅』の著者の新境地! これぞ人情官能時代小説!
鼈甲の張形や秘薬などを扱って江戸で知らぬ者なしの四つ目屋は、奥の向きからも御用を給わる老舗。信用を大事に、誇りを持って商いに精を出す店は客を気遣って昼でも暗く、さまざまな思いを抱えた男女が暖簾をくぐる――。『女薫の旅』の著者が新たに放つ、人情味あふれる艶やか時代小説。〈文庫オリジナル〉
序 ぐるり四つ目屋
美人のこしらえ
五菜の才
誰のものやら
張形と大塩平八郎
女房の張形
丁稚の神さん
おゆうの託け
神崎 京介[カンザキ キョウスケ]
著・文・その他
内容説明
鼈甲の張形や秘薬などを扱って江戸で知らぬ者なしの四つ目屋は、奥の向きからも御用を給わる老舗。信用を大事に、誇りを持って商いに精を出す店は客を気遣って昼でも暗く、さまざまな思いを抱えた男女が暖簾をくぐる―。『女薫の旅』の著者が新たに放つ、人情味あふれる艶やか時代小説。
著者等紹介
神崎京介[カンザキキョウスケ]
1959年静岡県三島生まれ。’96年『無垢の狂気を喚び起こせ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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