出版社内容情報
プロが選んだベスト・オブ・ベスト、この短編ミステリがほんとにすごい! 読者10名様を本格ミステリ大賞開票式へご招待!短編ミステリはこれを読めば、間違いなし! 本格ミステリ作家クラブが厳選に厳選した絶品のアンソロジーをお届けします。選ばれたのは、長岡弘樹、麻耶雄嵩、青井夏海、東川篤哉、貴志祐介、柳広司、滝田務雄、鳥飼否宇、辻真先、巽昌章。いずれ劣らぬ10人の競演をぜひお楽しみください! 解説・福井健太。
本格ミステリ作家クラブ[ホンカクミステリサッカクラブ]
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内容説明
短編ミステリはこれを読めば、間違いなし!本格ミステリ作家クラブが厳選に厳選した絶品のアンソロジーをお届けします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
149
このアンソロジーもこの本で14冊目になっています。柳さん以外の作品は初読ですが結構よみでがある作品ばかりです。評論を含めて10作品が収められていますが、私が最近比較的読んでいる長岡弘樹さんの作品が結構一番最初に掲載されていて、印象深いものでした。この作家は今後ともかなり活躍が期待できると思います。2016/06/04
ひー坊
13
全部面白かった。2023/10/05
enmys07
10
長岡さん、貴志さんはメジャーでも全く未読だったのですが楽しめました。麻耶さん、青井さん、東川さん、柳さんは既読。 滝田さん、鳥飼さんはこれまで読んだものと違う作風だったのでgood2016/11/11
walkalong621
5
アンソロジーは旨味を集めた"お徳用詰め合わせ"にほかならない。以前深緑野分「オーブランの少女」もアンソロジーで知ったので、幸せな出会いを期待して読む。真相が人工的に見える話が多いように感じ、今一つ乗り切れなかったのだが、青井夏海の「払ってください」が良い。「出産間近の家庭に借金取りが押し寄せる」という展開に「こんなサスペンスの作り方があるのか」と感心し、「夫が現れない理由」に思い切り虚を突かれ、上品なユーモアと温かな結末も心地よい。本作のベスト。2023/11/05
みぃすけ
5
シリーズ物の短編が多く、麻耶さんとか鳥飼さんとかちょこちょこ既読のものもあったけど全体的に面白かった。初読の作家さんでは『不良品探偵』のゆるゆるとした雰囲気やキャラがとってもよかった。2023/02/17