講談社文庫<br> 新検察捜査

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講談社文庫
新検察捜査

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  • サイズ 文庫判/ページ数 485p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062932196
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ベストセラー『検察捜査』の岩崎紀美子が帰ってきた。子育てに奔走しながら奮闘する女性検察官は、マイナンバーの罠をたぐり寄せる!殺害した女性の心臓をえぐり出す猟奇事件を起こした少年に、横浜地裁は騒然となる。別の法廷では、被告の医師が何者かに射殺される。少年を担当する検事岩崎紀美子は、少年の心療内科の担当医師のゆがんだ欲望に気づく。激変する法曹界、オレンジ・タブレット、事件の背後にうごめく巨悪。乱歩賞受賞作『検察捜査』のヒロインが、周囲の軋轢を振りはらい、ひるむことなくふたたび巨悪を引きずり出す。痛快本格リーガルサスペンス!

プロローグ
六ヵ月後
エピローグ


中嶋 博行[ナカジマ ヒロユキ]
著・文・その他

内容説明

女性の心臓を抉り出す猟奇殺人を起こした十七歳の少年は、魂の守護神を自称し無罪を言い渡される。開廷中の法廷では被告人の医師が射殺される。横浜地検に戻ってきた検察官岩崎紀美子を待ちうける二つの事件。強引に「検察捜査」を始めた彼女に迫る魔手は、最愛の娘に!?現代社会の闇を描くリーガル・サスペンス!

著者等紹介

中嶋博行[ナカジマヒロユキ]
1955年茨城県生まれ。早稲田大学法学部卒。ジョン・グリシャムの作品に影響を受けて小説執筆を始め、横浜弁護士会に所属しながら’94年『検察捜査』で第40回江戸川乱歩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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評価

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

151
本当は次には「違法弁護」を読み直すつもりでいたのですが、「お気に入り」さんの感想を読んでこちらを先に読みました。これは「検察捜査」の独編ですが未読でした。主人公や警察の刑事なども前回に引き続き出てきます。バツイチになり子供も育てているという設定ですが、女性にとって検事という職業は本当に仕事に厳しいのでしょうね。私の知り合いにはいません。弁護士や裁判官はいますが。この中で取り上げられているのは結構これkらも問題になる少年法やマイナンバーがらみの話が出てきて私には興味深いものでした。2016/10/19

はつばあば

59
検察捜査・続編の新検察捜査と続けて読了。平凡な生活を送っている只の年寄が本を読んで日本を憂う。傲慢な霞が関の官僚と、先生と呼ばれる議員の馴れ合いに、マイナンバー制度を使った監視ネット。以前はマスコミでも反発があったと思うが・・今じゃ権力者の顔色をみて、お伺いをたてているとしか思えないニュースに紙面。検察の男尊女卑目線じゃ司法試験を受かっても行きたいという人はいないだろう。それにしてもこの岩崎さん、さすが賢いし度胸もありますわ。結婚したらしいが・・立派なお母さんであり法の戦士です。2016/10/18

てつ

47
前作に続いて岩崎検事もの。主人公があまり魅力的に描かれていないのが特徴か。筋書きは後半は典型的。検察捜査であることがプラスにもマイナスにも作用して面白かったが、再読はなし。それにしてもこのところ司法ものばかり読んでいるなぁ。2017/09/18

達ちゃん

36
前作以上の面白さ。スケールの大きい話ですがテンポ良くサクサク読めて一気読み。郡司さんとのやり取りがなかなか良かったです。続編期待大です。2020/01/05

てつのすけ

30
前作の「検察捜査」を読み、この作者の作品に興味を持ち、続編である本書を読んだ。 話の展開が絶妙であり、ページをめくるのをとめることができないくらい、のめり込める作品だった。 この作者の他の作品も読んでみようと思った一冊であった。2019/09/12

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