出版社内容情報
江戸の珍味満載の味見方同心シリーズ。早くも第四弾! 恐ろしく美味い禁断の味覚とは?まぼろしの味は幕府禁制。珍江戸料理続々登場!
料理自慢の坊主が、「がんもどき」ならぬ「つるもどき」という料理をつくったらしい。魚之進がその寺を訪ねると、すでに坊主は殺されていた。兄・月浦波之進が死ぬ前に言い残した「この世ならぬ」ほど美味しい料理とは、精進料理のことではないのか? 新米同心・魚之進が新江戸料理を隠密捜査する大人気シリーズ、第四弾!
〔つるもどき〕
幕府ご法度の鶴の肉を模した料理。そのお味はいかに?
〔へったれ漬け〕
辻斬りに尻込みする魚之進。やはりへたれなのか。
〔ちくび飴〕
別嬪三人娘が、可愛い乳首の形の飴を売る。
〔怪談そうめん〕
夜に女の泣き声がする怪奇屋敷に流れるそうめんの不思議。
第一話 つるもどき
第二話 へったれ漬け
第三話 ちくび飴
第四話 怪談そうめん
風野 真知雄[カゼノ マチオ]
著・文・その他
内容説明
兄が生前に言い残した「この世のものとは思えないほど美味しい料理」は、いちばんあの世に近い「精進料理」ではないか。魚之進が探りを入れた精進料理屋で得た情報は、幕府禁制の食材絡みの料理だった。それは兄の死とどう関係があるのか。「恐ろしくうまい」という評判の珍料理の正体とは?
著者等紹介
風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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