出版社内容情報
天狗党の志士に嫁いで水戸へ下った中島歌子。だが、内乱が激化し囚われの身に。過酷な運命に翻弄された女の一生を描く、直木賞受賞作樋口一葉の師・中島歌子は、知られざる過去を抱えていた。幕末の江戸で商家の娘として育った歌子は、一途な恋を成就させ水戸の藩士に嫁ぐ。しかし、夫は尊王攘夷の急先鋒・天狗党の志士。やがて内乱が勃発すると、歌子ら妻子も逆賊として投獄される。幕末から明治へと駆け抜けた歌人を描く直木賞受賞作。
序 章
第一章 雪桃
第二章 道芝
第三章 星合
第四章 草雲雀
第五章 青鞜
第六章 八雲
終 章
朝井 まかて[アサイ マカテ]
著・文・その他
内容説明
樋口一葉の師・中島歌子は、知られざる過去を抱えていた。幕末の江戸で商家の娘として育った歌子は、一途な恋を成就させ水戸の藩士に嫁ぐ。しかし、夫は尊王攘夷の急先鋒・天狗堂の志士。やがて内乱が勃発すると、歌子ら妻子も逆賊として投獄される。幕末から明治へと駆け抜けた歌人を描く、直木賞受賞作。
著者等紹介
朝井まかて[アサイマカテ]
1959年、大阪府生まれ。甲南女子大学文学部卒業。2008年、小説現代長編新人賞奨励賞を受賞した『花競べ』(講談社文庫)でデビュー。’14年、本書『恋歌』で第150回直木賞、『阿蘭陀西鶴』(講談社)で第31回織田作之助賞を受賞。’15年には、『すかたん』(講談社文庫)が第3回Osaka Book One Project選定作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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