講談社文庫<br> ガダルカナル戦記〈1〉

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講談社文庫
ガダルカナル戦記〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 663p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062930963
  • NDC分類 916
  • Cコード C0121

出版社内容情報

戦後70年特別復刊。生き残った将兵たちの慟哭の証言録。第2回(1980年)講談社ノンフィクション賞受賞作あの戦争において、なぜ日本は敗れたのか。戦闘の実相のみならず、日本軍が抱えた宿命ともいえる精神構造を、生き残った将兵の肉声をもとに解明した傑作戦記。第一巻は、米軍による本格反攻の幕開けとなったガダルカナル島急襲から、奪還のため急派された陸軍の精鋭一木支隊を待ち受けた悲劇までを描く。
第2回(1980年)講談社ノンフィクション賞受賞作

ガダルカナル戦記〈第一巻〉
【第一部】戦端
第一章 序曲
第二章 連合軍上陸
第三章 第一次ソロモン海戦
第四章 元大本営参謀の独白
第五章 錯誤
第六章 第十七軍の立場
第七章 辻政信の登場
第八章 歩兵操典
【第二部】混沌
第一章 一木先遣隊壊滅
第二賞 第二次ソロモン海戦
第三章 第百二十四聯隊
ガダルカナル奪回作戦陸軍部隊編成表
太平洋戦争年表
ガダルカナル戦 関連地図


亀井 宏[カメイ ヒロシ]
著・文・その他

内容説明

あの戦争において、なぜ日本は敗れたのか。戦闘の実相のみならず、日本軍が抱えた宿命ともいえる精神構造を、生き残った将兵の肉声をもとに解明した傑作戦記。第一巻は、米軍による本格反攻の幕開けとなったガダルカナル島急襲から、奪還のため急派された陸軍の精鋭一木支隊を待ち受けた悲劇までを描く。

目次

第1部 戦端(序曲;連合軍上陸;第一次ソロモン海戦;元大本営参謀の独白;錯誤;第十七軍の立場;辻政信の登場;歩兵操典)
第2部 混沌(一木先遣隊壊滅;第二次ソロモン海戦;第百二十四聯隊)

著者等紹介

亀井宏[カメイヒロシ]
1934年、東京都生まれ。1964年、文芸誌「新潮」に小説を発表し、作家デビュー。1970年『弱き者は死ね』(廣済堂出版)で小説現代新人賞を受賞。30代半ばより太平洋戦争に関する調査を始め、戦場体験者の証言を聞くために全国をまわる。1980年、『ガダルカナル戦記』で講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

CTC

15
15年講談社文庫、単行本は80年光人社。著者は34年生まれの作家で、60年代から戦場体験者から多くの話を聞いてまわった。講談社ノンフィクション大賞を受賞した本作、ガ島を巡る闘いを題材にした全4巻の1である。 当巻は何故彼の地だったのか、背景から入って、第一次〜二次ソロモン海戦、一木先遣隊壊滅、あたりまで。当巻終章には川口清健少将も登場するが、本人の直話と周囲の証言とが身震いするほど印象的だ。ひとりの人物、ひとつの事柄を幾重にも証言を重ねて記していくので、戦場の錯誤が伝わってくる。2018/07/18

artillery203

4
前回読んだのはもう7年くらい前か、その時は光人社NF文庫だった。今回、講談社より再販を機に手にとってみたが、やはり改めて名著だ。今の時代では絶対に書けない、戦闘体験者や当時の大本営参謀等からの膨大な聞き取りにより肉付けされたガダルカナル戦。見積のあまさ、意思決定の錯誤、辻政信のような人間が重宝される組織体質。緒戦の栄光の中で出てこなかった様々な問題点がここに来て一挙に噴出。二巻以降も楽しみだ。2015/11/16

Book Lover Mr.Garakuta

1
第二世界大戦の転換点である戦いを再現、歴史を知る上ではかなり参考になるかも。2018/07/16

一反もめん

0
読んでも読んでも終わらない……でも、日本人として読んでおかないといけない気がする。 だから、おそるおそる二巻目にも手を出すことにする。2024/04/01

Haru

0
この戦いを知るのは日本人の義務だと思う。2020/07/14

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