講談社文庫<br> 定吉七番(セブン)の復活

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講談社文庫
定吉七番(セブン)の復活

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062930918
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

殺しのライセンスをもつ丁稚「定吉七番」が、悪の結社「NATTO」に挑む因縁の対決。日本中を熱狂させたシリーズが、遂に復活!コードネーム”定吉七番”――大阪商工会議所秘密会所に所属し、唯一「殺しの許可証」を持つ丁稚。遡ること四半世紀、スイスアルプスのクレバスに消えたはずの定吉が、関西経済圏破壊を目論む悪の結社”NATTO”封殺のため、今蘇る。本家007も恐れをなす(はず?)、爆笑和製スパイアクション!

前口上
第一話 氷漬けの丁稚
第二話 彷徨う定吉
第三話 新たなる敵
第四話 仕事する丁稚
第五話 潜入する丁稚
第六話 咆哮する丁稚
第七話 朝日村の秘密
第八話 帝国の復活
最終話 明日への飛翔


東郷 隆[トウゴウ リュウ]
著・文・その他

内容説明

コードネーム“定吉七番”―大阪商工会議所秘密会所に所属し、唯一「殺しの許可証」を持つ丁稚。遡ること四半世紀、スイスアルプスのクレバスに消えたはずの定吉が、関西経済圏破壊を目論む悪の結社“NATTO”封殺のために、今蘇る。本家007も恐れをなす(はず?)爆笑和製スパイアクション!

著者等紹介

東郷隆[トウゴウリュウ]
1951年、神奈川県横浜市生まれ。国学院大学経済学部卒業。ジャーナリストとしてアフガニスタン内戦を体験、ノンフィクション『戦場は僕らのオモチャ箱』で作家デビュー。1994年『大砲松』で第15回吉川英治文学新人賞、2014年『狙うて候 銃豪村田経芳の生涯』で第23回新田次郎文学賞、2012年『本朝甲冑奇談』で第6回舟橋聖一文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ち~

18
大阪商工会議所秘密会所所属の、殺人許可証を持つ丁稚、定吉セブン、四半世紀を経ての復活!オッチャンとなった定吉の復活かと思ったら、若い姿のままの、文字通りの「復活」でした。時代を感じさせるコッテコテすぎる大阪ネタに、少し胸焼けしつつも、懐かしさに興奮しつつ読了。納豆カルト集団NATTOとの熱い戦いを期待しましたが、まだ復活を遂げたばかりの定吉、今回は挨拶程度の活躍しか見れませんでした。次回に期待!2015/04/22

きょん

13
懐かしい~。昔々、ちょっとしたエッチなシーンにどきどきしながら読んでたのを思い出します。21世紀にお仕着せとハンチングで登場とは渋い。続きも出るのかな?2015/04/21

gibbelin

2
あいかわらず薀蓄がいきいきと走ってて楽しくなる。本家より、こっちの映画をみたいなあ。危険なネタが多すぎる?それが大阪人の愛するお笑いってやつでしょ。2015/12/06

namegepo

2
まさかの定吉七番復活!!25年の歳月の流れは時に切なく、しかし根底の「魂」は変わっていなくて安心した。最後が急ぎすぎかなぁ、とも思うんだけど、それも定吉七番の味ということで。あー、続編をみたいぞ!2015/11/17

ぷくらむくら

1
大阪テイストといろいろなパロディが満載な一冊。ストーリーそのものよりも細かい部分が楽しめた一冊でした。2015/07/14

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