出版社内容情報
真山 仁[マヤマ ジン]
著・文・その他
内容説明
ストラスバーグにアメリカン・ドリーム社買収の妨害工作を仕掛けられた鷲津政彦は、アメリカに宣戦布告する。AD社破綻のXデーに向けてウォール街が混乱する中、ワシントンDCがついに動き始めた。強欲の坩堝に身を置き、闘い続ける鷲津。その胸に秘められた衝撃の戦略とは。「ハゲタカ」シリーズ第四弾。
著者等紹介
真山仁[マヤマジン]
1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。読売新聞記者を経て、フリーランスとして独立。2004年、熾烈な企業買収の世界を赤裸々に描いた『ハゲタカ』(講談社文庫)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
326
再読すると、北村のパートが一番面白い。ジャッキーは右往左往しているだけで、その癖、常にいいポジションにいることにイラっとさせられる。それにしても鷲津の読みは小説ならではの神業レベル。というか、現実世界ではこんなに上手く、他人が駒のように動かないだろうと感じる、紙一重の描かれ方。ラストに向けての盛り上げ方が、過去作と比べても最も華々しいというか、舞台がアメリカなだけに、どこかハリウッド映画のような豪華さ。かくして鷲津は桁違いの富豪へと成り上がり、次作以降のハードルがとてつもなく高いものになってしまった。2019/10/14
KAZOO
112
下巻はやっと主人公が活躍する買収の動きが出てきますが、リーマンショックとの絡みで様々な動きがみられます。私はどちらかというと今回は新聞記者の動向や扱われ方に興味を持っていたのですが、社内正義を追求するには力不足の人物でした。残念です。日経新聞がモデルですかね。2017/08/14
小説を最初に書いた人にありがとう
95
昔は「日本を買い叩く!」でシリーズが始まり、とうとう「アメリカを買い叩く!」まで来ました。経済も政治も音痴だけど、本当に面白い。上下巻一気読み。鷲津のスケールの大きさに自分の仕事がちっちゃく思えてギャップに苛まれた。大国であり経済大国でもあるアメリカと闘う姿にしびれた!おまけに今回の勝ち方が日本人として最高にかっこよかった。続編が待ち遠しい。いまのギリシャ経済危機の影でも鷲津が暗躍している気がしてしまう。2015/07/07
toshi
93
下巻です。舞台はタイムリミットの迫る2008年9月のアメリカ。ストラスバーグが暗躍すると共に、アメリカ政府もキナ臭い動きを見せて鷲津達に迫ります。果たしてAD社、GC社はこの金融危機に飲み込まれてしまうのか?鷲津のヒールっぷりが痛快で、その頭脳戦のやり方に目が離せませんでした。私は今迄の「ハゲタカ」シリーズの中でも一、二を争う出色ぶりだと思いました。2026/03/27
にいにい
70
今作もたっぷり楽しんだ。鷲津がカッコ良すぎ!! 様々な人物、色々な伏線、スリル、謀略、どんでん返し、本当に面白かった。「ハゲタカ」シリーズ次回作は、ギリシャ、ユーロ危機かな、北村が気仙沼へ異動ということは、3.11も作品にされるのか?シリーズとは別に。飯島さんは相変わらずだけど、大物になりすぎ、恭平さんはもっと出てほしい。いい人鷲津も良いけど、情け無用のハゲタカも魅力だな。次は、どっちか。ジャッキーキャラも良かった。「欲望ではなく、矜恃こそがアメリカンスピリッツだったんだ」2015/07/09




