出版社内容情報
豊臣秀吉、徳川家康さえも怖れた土佐の戦国大名・長宗我部氏。その強豪が滅亡した史実を、最後の当主・盛親の生涯から辿る大河小説。一時は四国一円を平定し、全国に武威を轟かせた土佐の戦国大名・長宗我部氏。その強豪が歴史の渦に巻き込まれ消滅した史実を、最後の当主・盛親の生涯から辿る大河小説。一族の骨肉相食む争い、非情な粛清、そして滅亡。歴史小説家・近衛龍春が膨大な史料をもとに奏でる長宗我部氏の鎮魂歌。文庫書下ろし
長宗我部盛親(1575?1615)
近世初期の大名。元親の四男。土佐守。宮内少輔と称す。長兄・信親の戦死後、家督を継承。関ヶ原の戦いでは西軍に属したが戦わず帰国、所領没収。大坂の陣で大坂に入城し、戦後捕らえられて六条河原で処刑された。
大坂夏の陣
1615年夏、徳川家康が豊臣氏を滅ぼした戦い。徳川方が冬の陣の和議条約を守らず大坂城の内濠(うちぼり)をも埋めたので、大坂方の将士は憤激。豊臣秀頼を擁して再び挙兵したが、長宗我部盛親・真田信繁(幸村)らの奮戦も虚しく徳川方の大軍に破られ、秀頼・淀君以下自刃した。
第一部 嵐の前夜
第一章 波乱の劈頭
第二章 惣領指名の歪
第三章 上洛と兄弟の確執
第四章 初陣の小田原
第五章 血の粛清
第二部 曠野の激闘
第一章 朝鮮出陣
第二章 極楽と地獄
第三章 子宝と南蛮船
第四章 それぞれの証
第五章 出来人の遺言
第三部 漂う暗雲
第一章 不本意な西軍参陣
近衛 龍春[コノエ タツハル]
著・文・その他
内容説明
一時は四国一円を平定し、全国の武威を轟かせた土佐の戦国大名・長宗我部氏。その強豪が歴史の渦に巻き込まれ消滅した史実を、最後の当主・盛親の生涯から辿る大河小説。一族の骨肉相食む争い、非情な粛清、して滅亡。歴史小説家・近衛龍春が膨大な史料をもとに奏でる長宗我部家の鎮魂家。
著者等紹介
近衛龍春[コノエタツハル]
1964年埼玉県生まれ。大学卒業後、通信会社勤務を経て、フリーライターに転職。『時空の覇王』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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