講談社学術文庫<br> キリスト教史

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講談社学術文庫
キリスト教史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 760p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062924719
  • NDC分類 192
  • Cコード C0116

出版社内容情報

イエスの復活、ペテロ、パウロらの宣教、教会の東西の分裂、異端審問、宗教改革、日本への布教――、2千年の歴史を俯瞰する決定版!二千年の歴史が一冊でわかる!

イエスが十字架にかけられてから、ペテロ、パウロらの原始教団はいかにして発展していったのか。中世の十字軍・異端審問とは何だったのか? 宗教改革、カトリック教会の対抗改革の本質は何か? キリスト教は啓蒙主義といかに向かい合ったのか? 国家とキリスト教の関係は?  日本のキリスト教を、キリスト教史の枠組みのなかで捉え直しつつ、教会制度、神学思想、宣教などの変遷を、古代から現代まで描ききった決定版。(解説・佐藤優)


序 論
第一部 古 代
一 古代史の課題
二 ギリシア・ローマ文化
三 ユダヤ教
四 イエス
五 原始教団
六 教会の発展
七 教会の内的危機
八 教会の組織的発展
九 礼拝と礼典
一〇 キリスト教徒の生活と修道院
一一 神学思想
一二 ローマ帝国との教会の闘い
一三 教皇制度の発生
【地図】五世紀半までの五総大司教区〔総主教区〕
一四 イスラム教のもとのキリスト教会
一五 社会と文化と教会
一六 古代教会発掘の現状
一七 回 顧
第二部 中 世
一八 中世キリスト教史の課題
一九 ゲルマン民族への宣教
二〇 スラヴ民族への宣教
二一 東方正教会と西方教会の分裂
二二 教皇制度の興隆
二三 帝国と教皇の闘い
二四 十字軍
二五 新しい修道会の創設
二六 神学思想
二七 神秘主義
二八 秘跡と民衆の信心
二九 分派運動と異端審問所
三〇 中世末期の教皇制度
三一 ルネサンスと人文主義
三二 社会と文化と教会
三三 回 顧
第三部 近 世
【地図】一六世紀末の宗教分布
三四 近世キリスト教史の課題
三五 ルターの宗教改革
三六 ツヴィングリの宗教改革
三七 カルヴァンの宗教改革
三八 ラディカル宗教改革運動
三九 対抗改革
四〇 北欧におけるルター主義の発展
四一 イングランドの宗教改革
四二 フランス、ネーデルランド、スコットランドにおけるカルヴィニズムの発展
四三 ギリシアとロシアとの正教会
四四 インド、中国、東南アジアへの宣教
四五 日本宣教の開始と展開と鎖国
四六 ピューリタン運動の発生と展開
四七 社会と文化と教会
四八 回 顧
第四部 近 代
四九 近代キリスト教史の課題
五〇 啓蒙主義とキリスト教思想
五一 敬虔主義
五二 北米における教会の移植と発展
五三 啓蒙的絶対主義王政と教会
五四 フランス革命とローマ・カトリック教会
五五 啓蒙主義克服の試み
五六 フランスの自由主義カトリック運動
五七 ピウス九世の信仰箇条宣言
五八 英国の教会とオックスフォード運動
五九 教会への新しい思想的挑戦
六〇 キリスト教社会運動
【図表】教会系譜
六一 米国の教会の西部への発展から南北戦争まで
六二 東方とロシアとの正教会
六三 中国、東南アジア、アフ

藤代 泰三[フジシロ タイゾウ]
著・文・その他

内容説明

イエスの十字架後、ペテロ、パウロら原始教団は、やがて世界各地で宣教をおこなう世界宗教となる。ローマ帝国との闘い、中世の十字軍・異端審問、ルターらの宗教改革とカトリック側の対抗改革…。日本のキリスト教を、キリスト教史の枠組みのなかで捉え直しつつ、古代から現代にいたるキリスト教二〇〇〇年の歩みを描き出す決定版。

目次

第1部 古代(古代史の課題;ギリシア・ローマ文化 ほか)
第2部 中世(中世キリスト教史の課題;ゲルマン民族への宣教 ほか)
第3部 近世(近世キリスト教史の課題;ルターの宗教改革 ほか)
第4部 近代(近代キリスト教史の課題;啓蒙主義とキリスト教思想 ほか)
第5部 現代(現代史の課題;神学思想 ほか)

著者等紹介

藤代泰三[フジシロタイゾウ]
1917年東京都に生まれる。青山学院大学神学部、同志社大学神学科卒業、1951年シカゴ大学院修了。同志社大学神学部教授、同志社大学神学部長など歴任。日本キリスト教学会理事、文部省学術審議会専門委員。キリスト教史学専攻。シカゴ神学校名誉神学博士。2008年京都で没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

48
これ1冊でキリスト教の歴史をおさえることができると思います。日本におけるキリスト教の枠組みを知れます。クリスチャンとして良い歴史の学びとなりました。2021/11/16

優希

40
再読です。この著書でキリスト教の歴史の学びになりますね。教養として読むには良いかもしれません。2023/09/26

amanon

7
再読本。初毒の際には「文体が晦渋」と述べていたが、今回読み返してみて、それ程晦渋とは感じられなかった。とはいえ、特に古代中世の部はかなり込み入った神学について述べているので、読み進めるのに苦労したが。それはともかくとして、こうしてキリスト教史を鳥瞰してみると、その歴史がいかに血塗られた、そして様々な権謀術数や政治的駆け引きに満ちているかを改めて認識させられる。また、その一方で、時に植民地政策の片棒を担ぐという側面もありながら、それでも未開地で宣教をし、現地人のために尽力を尽くした人もいたことに瞠目。 2025/06/14

amanon

7
単なるキリスト教史というだけでなく、キリスト教思想史や、社会学的視点による記述、それに加えて、やや晦渋な文体のため、予想以上に読了するのに難渋。それはともかくとして、敬虔や謙遜、清貧が尊ばれる筈のその教えにもかかわらず、傲慢や強欲、権力欲が蠢く歴史に、宗教的実践の難しさ、そして人間のどうしようもない弱さを痛感。また、二つの世界大戦を経て、資本主義の興隆と世俗化が蔓延する中で、福音を告げ知らせ実行することの難しさについて考えさせられた。佐藤優による解説が良い。これは手元に置いて繰り返し読むべき一冊。2019/02/11

Hiroshi

5
プロテスタントである著者が書く旧約聖書の時代からのキリスト教の歴史。出版は1979年。世界史とキリスト教の知識が必要だ。キリスト教史を、①古代(プラトン~民族大移動前)、②中世(~宗教改革前)、③近世(~ウェストファリア条約)、④近代(~第1次世界大戦)、⑤現代、に区分して見ていく。①教会のギリシア類型とラテン類型が成立。②ローマ類型が成立。③ゲルマン類型が成立し、ローマ類型が再確認。④社会・文化と宗教との緊張関係が極度に高まり、アングロサクソン類型が成立。⑤キリスト教と社会・文化との関係が問い直される。2023/10/22

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