講談社学術文庫<br> 暗号大全―原理とその世界

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講談社学術文庫
暗号大全―原理とその世界

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062924399
  • NDC分類 391.6
  • Cコード C0104

出版社内容情報

人間の叡智がこめられた、数千年におよぶ暗号の原理と歴史。その深淵にして興味深い世界を網羅した「暗号の百科全書」がよみがえる!人間社会の構築やコミュニケーション行為における意思や情報の伝達と秘匿の必要性から発生し、時代や社会の変遷とともに発展、進化しつづけた暗号。そこには数千年におよぶ人類の叡智がこめられている??。世界や日本のさまざまな暗号の実際と理論、そして歴史的な変遷を、豊富な具体的な例を掲げ平易かつ簡潔に網羅した〈日本暗号学〉不朽の古典!

まえがき
第一章 暗号について
第二章 知らないコトバを使用する方法
第三章 特殊な暗号(暗号らしくない暗号)
第四章 量的にみた文字言語の特徴
第五章 一般的な暗号(暗号らしい暗号)
第六章 乱数と暗号
第七章 漢字と暗号
第八章 機械暗号
第九章 ミッドウェー海戦とD暗号の解読
第十章 暗号戦争
付表・暗号形式の分類
参考文献
あとがき


長田 順行[ナガタ ジュンコウ]
著・文・その他

内容説明

人間社会の構築やコミュニケーション行為における意思や情報の伝達と秘匿の必要性から発生し、時代や社会の変化とともに発展、進化しつづけた暗号。そこには数千年におよぶ人類の叡智がこめられている―。世界や日本のさまざまな暗号の原理と実際、そして歴史的な変遷を、具体的に豊富な例を掲げ平易かつ簡潔に解説した“日本暗号学”不朽の古典!

目次

第1章 暗号について
第2章 知らないコトバを使用する方法
第3章 特殊な暗号(暗号らしくない暗号)
第4章 量的にみた文字言語の特徴
第5章 一般的な暗号(暗号らしい暗号)
第6章 乱数と暗号
第7章 漢字と暗号
第8章 機械暗号
第9章 ミッドウェー海戦とD暗号の解読
第10章 暗号戦争

著者等紹介

長田順行[ナガタジュンコウ]
1929~2007。広島大学文学部哲学科卒業。作家、暗号研究者。日本暗号協会初代会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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BLACK無糖好き

17
原本は1971年刊と古いが、暗号の発展過程を豊富な実例を元に解説した資料的価値のある古典作品。◆文字の変換、配列の変換、鍵語と鍵語による換字表の作成、鍵語から鍵乱字(鍵乱数)へ、乱数性の検定、多表式の機械化、暗号機の規約、機械暗号の解読。夫々よくこんな事考えつくなと感心するばかり、いや、殆ど難解すぎてついて行けないのが正直な所、近年は、やれビッグデータだAIだと喧しいが、本書を読むと人類の叡智の奥深さを見せられた気分になる。安易に機械に頼らずにどこまで己の頭脳を振り絞れるか、試されているようだ。2017/09/05

Akito Yoshiue

7
個々のエピソードが非常に面白い。漢字と暗号の章が特によかった。2017/09/05

spica015

5
原本が古いので現行の情報技術には対応していないものの、書物を繙けば古代より暗号が用いられてきたことがよく解り、『日本書記』や和歌に暗号が登場していることに興味を覚えた。暗号が生まれた背景を知るのであれば『暗号解読』の方に軍配があがるが、こちらは漢字や隠語についても触れられており、より親しみやすい内容になっている。乱数表がどーんと掲載されていたりと、本格的な内容に面食らいつつ、掻い摘まんで読むだけでも面白い。2017/09/04

roughfractus02

4
交わされる言葉は、それを知らない者にとっての暗号である。著者は言葉自身を「暗号らしくない暗号」と呼ぶ。この点で漢字という大陸からの渡来文字に訓読を施すことは暗号を解読する行為である。その古さ(1971年刊)にかかわらず、IT社会において「暗号らしい暗号」がを扱うこの類いの本が日々更新される速度に遅れる点に逆行するような本書の魅力は、フレイザー『金枝篇』の未開社会での名づけ、『古今和歌集』の折句、フリーメーソンの特殊記号、探偵小説の暗号等の解読を、人事、外交の暗号と同列に人間の知の営為として扱う点にある。2018/01/08

TOMOKO DOI

2
(図書館)読んでて面白かったのだけど、仕組みがわかってしまったらもはや暗号ではない…とおもった、、2017/09/03

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