講談社学術文庫<br> 杜甫全詩訳注〈1〉

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講談社学術文庫
杜甫全詩訳注〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 912p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062923330
  • NDC分類 921.43
  • Cコード C0198

出版社内容情報

国破れて山河在り、城春にして草木深し――。盛唐期に波瀾の生涯を生きた「詩聖」杜甫の全作品が、最新最良の全訳注となって甦る!中国盛唐期を生きた杜甫。「詩聖」と仰がれ、「詩仙」李白とともに中国文学史上最高と称される詩人は、中国のみならず日本や周辺諸国の文化に大きな影響を与え続けている。日本を代表する漢文学研究者による、最新の研究成果をふまえた平易な現代語訳に語釈を添える完全書き下ろし杜甫詩全訳注。本巻は、杜甫の青年期から安史の乱にかけての作品を収録。

まえがき  下定雅弘
凡 例
他巻構成
〇〇〇一 龍門の奉先寺に遊ぶ
〇〇〇二 岳を望む
〇〇〇三 えん州の城楼に登る
〇〇〇四 張氏の隠居に題す二首
〇〇〇五 其の二
〇〇〇六 劉九法曹、鄭瑕丘、石門の宴集
〇〇〇七 任城の許主簿と南池に遊ぶ
〇〇〇八 雨に対して懐いを書し走らせて許主簿を邀う
〇〇〇九 巳上人の茅斎
〇〇一〇 房兵曹の胡馬
〇〇一一 画鷹
〇〇一二 宋員外之問の旧荘に過ぎる
〇〇一三 夜左氏の荘に宴す
〇〇一四 臨邑の舎弟の書至る
〇〇一五 仮山 並びに序
〇〇一六 龍門
〇〇一七 李監の宅二首
〇〇一八 其の二
〇〇一九 李白に贈る
〇〇二〇 重ねて鄭氏の東亭に題す
〇〇二一 李北海に陪して歴下亭に宴す
〇〇二二 李太守の歴下古城の員外の新亭に登るに同ず
〇〇二三 暫く臨邑に如きたく山の湖亭に至りて
〇〇二四 李白に贈る
〇〇二五 李十二白と同に范十の隠居を尋ぬ
〇〇二六 鄭ふ馬の宅にて洞中に宴す
〇〇二七 冬日李白を懐う有り
〇〇二八 春日李白を憶う
〇〇二九 孔巣父の病を謝して帰り江東に游ぶを送り
〇〇三〇 今夕行
〇〇三一 特進汝陽王に贈る二十二韻
〇〇三二 比部の蕭郎中十兄に贈る
〇〇三三 河南の韋尹丈人に寄せ奉る
〇〇三四 韋左丞丈済に贈る
〇〇三五 韋左丞丈に贈り奉る二十二韻
〇〇三六 飲中八仙歌
〇〇三七 高都護そう馬行
〇〇三八 冬日洛城の北にて玄元皇帝の廟に謁す
〇〇三九 故武衛将軍の挽詞三首
〇〇四〇 其の二
〇〇四一 其の三
〇〇四二 翰林の張四学士きに贈る
〇〇四三 楽遊園の歌
〇〇四四 諸公の慈恩寺の塔に登るに同ず
〇〇四五 咸華の両県の諸子に投簡す
〇〇四六 杜位の宅にて歳を守る
〇〇四七 敬みて鄭諫議に贈る十韻
〇〇四八 兵車行
〇〇四九 前出塞九首
〇〇五〇 其の二
〇〇五一 其の三
〇〇五二 其の四
〇〇五三 其の五
〇〇五四 其の六
〇〇五五 其の七
〇〇五六 其の八
〇〇五七 其の九
〇〇五八 高三十五書記を送る十五韻
〇〇五九 集賢院の崔于二学士に留贈し奉る
〇〇六〇 貧交行
〇〇六一 韋書記が安西に赴くを送る
〇〇六二 玄都壇の歌、元逸人に寄す
〇〇六三 曲江三章、章ごとに五句
〇〇六四 其の二
〇〇六五 其の三
〇〇六六 

下定 雅弘[シモサダ マサヒロ]
著・文・その他/編集

松原 朗[マツバラ アキラ]
著・文・その他/編集

内容説明

中国盛唐期を生きた杜甫。「詩聖」と仰がれる中国文学史上最高の詩人は、「詩仙」李白とともに、中国のみならず日本や周辺諸国の文化に大きな影響を与え続けている。日本を代表する漢文学研究陣による、最新の研究成果をふまえた平易な現代語訳に語釈を添える完全書き下ろし杜甫詩全訳注。本巻は、杜甫の青年期から安史の乱にかけての作品を収録する。

目次

龍門の奉先寺に遊ぶ
岳を望む
〓(えん)州の城楼に登る
張氏の隠居に題す二首
劉九法曹、鄭瑕丘、石門の宴集
任城の許主簿と南池に遊ぶ
雨に対して懐いを書し走らせて許主簿を邀う
巳上人の茅斎
房兵曹の胡馬
画鷹〔ほか〕

著者等紹介

下定雅弘[シモサダマサヒロ]
1947年生まれ。京都大学文学部卒業、同大学大学院博士課程単位取得。博士(文学)。岡山大学名誉教授。専門は六朝・唐代詩

松原朗[マツバラアキラ]
1955年生まれ。早稲田大学文学部卒業、同大学大学院博士課程単位取得。博士(文学)。専修大学文学部教授。専門は唐代詩、杜甫(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ロビン

12
中国の「詩聖」杜甫の全詩訳注第1巻。詩はほぼ年代順に並んでおり、本書収録分は遊歴中の若き日から官吏を辞官となって辺境の秦州に移ったところまでに当たる。有名な「兵車行」「春望」なども含まれる。この世のものすべてを詩の対象として捉える気宇壮大な杜甫の詩には、コオロギやホタル、苦竹を歌ったものから、天下国家を憂えるものまで多彩な主題が取られ、それがまた異様なまでに豊穣な語彙で多くは律詩の厳格な形式にて歌われている。対句表現の上手さは言うに及ばないであろう。しかも彼は誠実な心と高い理想を持った男であった。2019/04/30

鏡裕之

2
第4巻ともなると、杜甫は耳も遠くなり、伏せることも多くなる。肉体的な死が迫ってくる。宿泊先での詩や景勝地での詩には、衰亡する身体を感じているからこその喜びが見える。だが、第1巻の頃の杜甫は元気であり、肉体的な衰亡からは遥かに遠い。そのため、「身体が衰えているからもう見られないかも」という切なさが滲むことはない。どこか健康であり、元気なのである。だが、初めて第1巻を読むと、ひたすら杜甫が嘆いている、嘆いてみせているように見えてしまう。2017/03/05

0
下定雅弘・松原朗 編 2016年6月10日 第1刷発行 発行者:鈴木哲 発行所:株式会社講談社 装幀:蟹江征治 印刷:豊国印刷株式会社 製本:株式会社若林製本工場 本文データ制作:講談社デジタル製作部 執筆者:市川桃子、遠藤星希、太田亨、大橋賢一、加藤国安、澤崎久和、詹満江、高芝麻子、谷口眞由実、樋口泰弘2019/03/17

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