講談社学術文庫<br> 対話のレッスン―日本人のためのコミュニケーション術

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講談社学術文庫
対話のレッスン―日本人のためのコミュニケーション術

  • 平田 オリザ【著】
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  • 講談社(2015/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062922999
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0181

出版社内容情報

異なる価値観を持った相手と、いかにコミュニケーションを図るか――日本人が苦手な「対話」を身につけるための、新しい日本語論。日本人の多くはなぜコミュニケーション・スキルが身につかないのか。政治家も経営者も、「演説」「日常会話」「雑談」は得意でも「対話」「談話」は苦手なことが多い。
ふだん同じ価値観の仲間とばかり会っていると、異なるコンテクストの相手と議論をしなくて済む。文化の違う相手と交渉したり共同作業をする経験が、まだ日本人には少ない。さらに携帯電話、ネットなどの新しいツールの登場で、世代間のギャップは広がる。
それでは、どうしたら対話が生まれるのか。どのようなコミュニケーション・スキルが必要なのか。
――豊富な具体例をもとに、新しいコミュニケーションの在り方を真摯に探る。

解説――高橋源一郎
「みなさんも、この本を読みながら、著者である平田オリザさんと共に、ゆっくりと(平田さんが指摘するようなこと、あるいは、それに触発されて、みなさんの内側に巻き起こってくることについて)考えてもらいたいのである。それは、みなさんにとっても、たいへん貴重な時間になるだろう」

話し言葉の地図/電脳時代の対話術/っていうか……/過ぎたるは及ばざるがごとし/なんでやねん/ヒトとサルのあいだ/単語で喋る子供たち/「ここ、よろしいですか?」/畳の上では死ねない仕事/コンテクストのずれ/「ネ・サヨ」運動と「ネ・ハイ」運動/顔文字は世界を救うか/ひよこはどこのお菓子か?/半疑問形の謎/日本語はどう変わっていくのか/フランス人との対話/敬語は変わる/ため口をきく/対話のない世界 /対話をはばむ捏造と恫喝/新しいアクセントの世界/英語公用語論/悪口言い放題社会/対話という態度/21世紀、対話の時代に向けて
解説――来るべき社会(高橋源一郎)


平田 オリザ[ヒラタ オリザ]
著・文・その他

内容説明

日常会話や雑談は得意でも「対話」が苦手な日本人。同じ価値観の仲間とばかり会っているので、異なるコンテクストの相手と議論をしなくて済んでしまう。文化の違う相手と交渉を重ね共同作業する経験が少ないのだ。では、これから必要な「対話能力」とは。豊富な具体例をもとに、新しいコミュニケーションの在り方を真摯に探る。

目次

話し言葉の地図
電脳時代の対話術
っていうか…
過ぎたるは及ばざるがごとし
なんでやねん
ヒトとサルのあいだ
単語で喋る子供たち
「ここ、よろしいですか?」
畳の上では死ねない仕事
コンテクストのずれ〔ほか〕

著者等紹介

平田オリザ[ヒラタオリザ]
1962年東京都生まれ。国際基督教大学在学中に劇団「青年団」結成。劇作家、演出家。東京藝術大学特任教授、大阪大学客員教授、四国学院大学客員教授・学長特別補佐、京都文教大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

72
実際に連載されていた期間は二十年ほど前。それくらいの時間でも日本語は揺れ動いていることがわかる。若者言葉、ネットスラングと当時最新の言葉を考察しながら、コミュニケーション、ディスコミュニケーションの補本質を探る姿勢が、言葉を扱う人間はかくあるべしと思わせるもので、とても共感できた。2019/08/23

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

35
1997年から2000年にかけて連載されたエッセイであるにも関わらず、核心の内容は今読んでもじゅうぶんにリーダブル。これは素晴らしい。いわゆる「若者世代の日本語の乱れ」と呼ばれるやつにだいぶ寛容になれる。(今だと「わかりみ」とか「エモい」とか?)以前読んだ『日本語が亡びるとき』に通じる。2019/11/20

Akihiro Nishio

28
週末のシンポジウムに向けてオリザさん本3冊目。2015年初刷りになっているが底本は2002年の発刊で、1998年から2000年にかけて連載されたエッセイ集であった。したがって時事ネタはどうしても古い。読んで感じたのは、若い時に韓国に出たことで、言葉、コミュニケーションに対して非常に鋭敏になり、ずっとそんなことを考えているんだなということ。また、オリザさんの戯曲のネタも、そうしたコミュニケーションのずれをテーマにしているんだなということ。普通の劇作家が個人的な心理的課題をテーマに執筆するのと根本的に異なる。2019/05/09

りえこ

25
言葉やコミュニケーションについて色々考えていて、興味があり読みました。時代や世代にもとても関係がある。対話をきちんとしていきたい。2016/07/11

yukiko-i

25
劇作家である平田オリザさんだからこそ、言葉の一つひとつが持つ意味合いに敏感で、相手に想いを伝えるにはどう対話すればよいのか、わかりやすく書かれ読みやすかった。15年くらい前に書かれたエッセイが今にも通じるところがあり、本質は変わってないと感じた。2015/08/04

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