出版社内容情報
有名な「大きな地名」よりも、小字などの「小さな地名」に着目した柳田の真意は何か――近代日本の地名学の源流となった名著。日本は諸外国とくらべて地名が膨大であると説き、柳田は有名な「大きな地名」よりも、小字などの「小さな地名」に着目する。また、地名を新古の生活の必要によって命名する「利用地名」、自分の土地だと宣言するための「占有地名」、地名を分割して名付ける「分割地名」に分類。それぞれの特徴は何か。地名学の源流となった名著。(解説・中沢新一)(講談社学術文庫)
自 序
地名の話
地名と地理
地名と歴史
地名考説
解説 地名のアースダイバー──中沢新一
柳田 國男[ヤナギタ クニオ]
著・文・その他
内容説明
日本は諸外国とくらべて地名が膨大であると説き、柳田は有名な「大きな地名」よりも、小字などの「小さな地名」に着目する。また、地名を新古の生活の必要によって命名する「利用地名」、自分の土地だと宣言するための「占有地名」、地名を分割して名付ける「分割地名」に分類。それぞれの特徴は何か。地名学の源流となった名著。
目次
地名の話
地名と地理
地名と歴史
地名考説(地名の研究;地名研究の資料 ほか)
著者等紹介
柳田國男[ヤナギタクニオ]
1875年兵庫県生まれ。1900年東京帝国大学法科卒業。農商務省に入ったのち、法制局参事官、貴族院書記官長などを歴任。日本民俗学樹立の功績により、1951年文化勲章を受けた。1962年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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