講談社学術文庫<br> 童謡・唱歌の世界

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講談社学術文庫
童謡・唱歌の世界

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062922746
  • NDC分類 767.7
  • Cコード C0173

出版社内容情報

覚えやすく歌いやすい「唱歌」。一流の詩人と作曲家が競作した世界に誇る文化財「童謡」。昭和の歌の魅力の秘密を口ずさみつつ読む。愛唱歌をもつ人は、幸せな人である。子どもの時の愛唱歌は、それを歌う人を子どもの頃に立ち返らせ、それはあすへの活力のもとにもなる――。「内心は作曲家になりたかった」という国語学者が、自らも親しんできた「童謡」と「唱歌」の魅力を論じる。
大正から昭和初期のラジオ番組「子どもの時間」では、どんな歌が流れていたかを分析し、その頃に子ども時代を過ごした人々は、どんな歌を愛唱したかをアンケート調査するなど、「唱歌」と「童謡」が対立しつつも共存していた時代の「歌の世界」を、その歴史と人間模様をまじえて、著者独特の平易な筆致で描き出す。
覚えやすく歌いやすいが、堅苦しさのある「唱歌」。当代一流の詩人と作曲家が子どもたちのために競作した、世界に誇るべき文化財「童謡」。その数々を口ずさみながら読み進むうちに、日本の音楽文化と言語文化を再発見する一冊。
1978年に主婦の友社より刊行され、1995年に教育出版より再刊された同名書籍の文庫化。

序にかえて―私と歌との出逢い
第一章 愛唱歌―愛唱歌をもつ人は幸せである
あの頃の子どもの歌/あなたは子どもの時何を歌ったか
第二章 唱歌―この日本的なもの
唱歌の意義/私の選ぶ唱歌ベスト12/文部省唱歌の作者は誰か
第三章 童謡―世界に誇る文化財
童謡とは/童謡の美しさ
第四章 童謡の歌詞―わらべうたから童謡へ
わらべうたの言葉/雨情の詩二篇
第五章 童謡の曲―童謡文化を築いた三大家
本居長世の曲の魅力/中山晋平の曲の秘密/側面から見た山田耕筰
付録 子守唄私論


金田一 春彦[キンダイチ ハルヒコ]
著・文・その他

内容説明

愛唱歌をもつ人は、幸せな人である―。大正・昭和初期のラジオでは、どんな歌が流れていたかを分析し、その頃に子ども時代を過ごした人々の好きな歌をアンケート調査。「唱歌」と「童謡」が対立しつつも共存していた時代の「歌の世界」を、その歴史と人間模様をまじえて描き出す。思わず口ずさむ名曲の数々に、日本の音楽文化と言語文化を再発見。

目次

第1章 愛唱歌―愛唱歌をもつ人は幸せである(あの頃の子どもの歌―大正・昭和の交のラジオ番組を分析して;あなたは子どもの時何を歌ったか)
第2章 唱歌―この日本的なもの(唱歌の意義;私の選ぶ唱歌ベスト12;文部省唱歌の作者は誰か)
第3章 童謡―世界に誇る文化財(童謡とは;童謡の美しさ)
第4章 童謡の歌詞―わらべうたから童謡へ(わらべうたの言葉;雨情の詩二篇)
第5章 童謡の曲―童謡文化を築いた三大家(本居長世の曲の魅力;中山晋平の曲の秘密;側面から見た山田耕筰)

著者等紹介

金田一春彦[キンダイチハルヒコ]
1913年東京生まれ。東京帝国大学文学部国文学科卒。専門は言語学、国語学。名古屋大学助教授、東京外国語大学教授、上智大学教授等を歴任し、2004年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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しゅん

8
著名な国文学者が本気の童謡ファンぶりを示した一冊。めちゃ面白い。戦前のラジオ放送の分析は精密なのにエモーショナルだし、著名人への「心の歌」インタビューは若尾文子、王貞治、江藤淳と回答者のバリエーションがすごい。楽理分析の記述が上手くて、ドソを使わないことで日本的抒情を西洋音楽に落とし込んだことがよくわかる。学者肌の人だからこそ効果的なエモーションの発露か。本居長世が同級生だった時凡才だった山田耕作を「自分の売り出し方がうまい生簀かないやつ」みたいに思ってた話あたり味わい深い。2021/08/11

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