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講談社学術文庫
江戸と江戸城

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  • サイズ 文庫判/ページ数 280p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062921602
  • NDC分類 213.6
  • Cコード C0121

出版社内容情報

急拡大を遂げた「大江戸」は渦巻き構造をもった稀有な都市である。江戸の成立過程と都市の実態を物質的な証拠により徹底的に解明する古代「阿豆麻(あづま)」?「大江戸」完成まで
急拡大を遂げた世界一の都市は、城を中心とする「渦巻き構造」を持つ
町の成立過程と実態を徹底的に腑分けする

古代名「阿豆麻」=東国は中世まで、常に辺境であった。鎌倉時代、武士の江戸氏が、浅草?蒲田?喜多見?阿佐カ谷一帯を治めるも、没落。廃墟=江戸は百年後太田道灌によって再興(一四五七)。家康・秀忠・家光の三代で、城と城下町が完成(一六四〇)。その後もスプロールを続け、世界最大の都市となる。江戸の歴史・構造・実態を、証拠をもとに徹底再現。

※本書の原本は、1966年に鹿島出版会より刊行されました。

第一部 江戸の歴史
 第一章 関東的世界の成立――古代以前(?十二世紀)
 第二章 江戸の誕生――中世(十三世紀?十六世紀)
 第三章 江戸の建設――天正一八年(一五九〇)?明暦二年(一六五六)
 第四章 大江戸の完成――明暦三年(一六五七)?正徳五年(一七一五)
 第五章 スプロール――享保元年(一七一六)?慶応三年(一八六七)
第二部 江戸の都市と建築
 第六章 都市の構造
 第七章 武家地の建築
 第八章 寺社地の建築
 第九章 町人地の建築
 第十章 都市施設


内藤 昌[ナイトウ アキラ]
著・文・その他

内容説明

古代名「阿豆麻」=東国は中世まで、常に辺境であった。鎌倉時代、武士の江戸氏が、浅草~蒲田~喜多見~阿佐カ谷一帯を治めるも、没落。廃墟=江戸は百年後太田道潅によって再興(一四五七)。家康・秀忠・家光の三代で、城と城下町が完成(一六四〇)。その後もスプロールを続け、世界最大の都市となる。江戸の歴史・構造・実態を、証拠をもとに徹底再現。

目次

第1部 江戸の歴史(関東的世界の成立―古代以前(~十二世紀)
江戸の誕生―中世(十三世紀~十六世紀)
江戸の建設―天正一八年(一五九〇)~明暦二年(一六五六)
大江戸の完成―明暦三年(一六五七)~正徳五年(一七一五)
スプロール―享保元年(一七一六)~慶応三年(一八六七))
第2部 江戸の都市と建築(都市の構造;武家地の建築;寺社地の建築;町人地の建築;都市施設)

著者等紹介

内藤昌[ナイトウアキラ]
1922~2012。東京工業大学大学院博士課程修了。名古屋工業大学教授、東京工業大学教授、愛知産業大学学長を歴任。専門は日本健築史・日本都市史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みやざき しんいち(死ぬまでにあと1,000冊は読みたいんだ)

7
[41/1000]ブラタモリだったろうか。江戸城はお堀が螺旋状に回っているとやっていました。江戸がいかにして、当時から世界有数の大都市となったのか。その仕組が垣間見れる本。2018/06/04

インテリ金ちゃん

0
江戸以前の歴史は興味深かった。何度も焼失した江戸城天守閣の再建を幕府自体が無意味と諦めたのに、再建を検討している現代人は...2017/09/03

Ryuji Saito

0
 江戸城の記述は少なめか。江戸のまちの成り立ちを包括的に知ることができる良書。2013/04/23

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