講談社学術文庫<br> カレーライスの誕生

個数:
電子版価格
¥990
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

講談社学術文庫
カレーライスの誕生

  • 小菅 桂子【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 講談社(2013/03発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 18pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月01日 05時27分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062921596
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0121

出版社内容情報



小菅 桂子[コスゲ ケイコ]
著・文・その他

内容説明

インドに生まれ、イギリスを経て、近代黎明期の幕末日本に西洋料理として入ってきたカレー。いまや「国民食」となったカレーの受容と変容は、近代における西洋文明の受容と、日本風アレンジの歴史そのものだった。多岐にわたる資料を渉猟して、日本のカレーの歴史と謎を解明し、そこに秘められた人々の知恵と苦闘のドラマを描いた、異色の食文化史。

目次

第1章 カレー美味の秘密
第2章 カレー伝来の道
第3章 カレー日本史事始
第4章 カレー繁盛記
第5章 カレー二都物語
第6章 カレーの戦後史

著者等紹介

小菅桂子[コスゲケイコ]
1933~2005。昭和女子大学短期大学部国文学科卒業、國學院大學文学部卒業。くらしき作陽大学食文化学部教授を務めた。専門は食文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

399
本書は講談社学術文庫の1冊だが、学術というには新しい見解や、あるいは卓見があるわけではない。いわば入門書的なものといえるだろう。カレーについて総合的に考察してはいるのだが、残念ながら執着と深みに欠けるようだ。カレーをめぐる考察としては、なんだか頑張った卒業論文みたいなのである。もちろんレベルがということではなく、あくまでもそのスタイルがということであるが。しかし、いずれにしてもカレーを語らせれば、森枝卓士に数日の長があることは確かだ。ここにも、あれくらいの執着と、カレーに対するあくなき追求が欲しいところ。2014/04/24

佐島楓

84
カレーライスの世界及び日本での発展史。ひとつの料理を題材にここまで膨らみを持たせることができる、そのことにカレーライスの偉大さ(大げさですかねぇ……)を感じる。数々の試行錯誤があってこその今日のおいしさと姿。作り食べるときの意識が少し変わりそうだ。2020/01/23

壱萬参仟縁

61
昨日、そして、今日の授業でも閲覧してもらいます。歴史総合などでも、マルコ・ポーロ、コロンブス、マゼランとかでてくるので。英語でのカレーの歴史を日本語で興味を持って取り組める本です。コロッケの唄、は、大正ロマンですねぇ。YouTubeで見られますよ。2024/05/02

パトラッシュ

51
ガイド本を抱えてカレー店を食べ歩いた私には、カレーのない生活など想像もできない。カレーライスが日本人の国民食となったのかをたどる本書は、カレー好きには聖書みたいなものだ。固形カレーの発達や一般への拡大などメーンの話だけでなく、ジャガイモ、タマネギなど西洋野菜の導入や地方独自のカレーにまで目が行き届いていて実に楽しい。政治経済社会の動きが歴史だとされているが、庶民の衣食住文化の変遷こそ国民の歴史なのだ。宮中晩餐会のフランス料理より町のカレー店を選ぶ。世界遺産になった和食にはカレーライスも含まれると確信する。2020/10/17

へくとぱすかる

49
同じ講談社学術文庫で2冊のカレーライス本。この事実からも、日本人がカレー好きなのは、何よりも明らかである! いやいや、2冊とも読んだ私こそ、誰が何と言おうと、よっぽどカレーが好きなのに違いない。本日の昼食はカップ焼きそばだったが、カレー味だったし(笑)。関東の高級志向、関西の大衆志向の差はあっても、カレーが大人気なのは同じ。一度、ルーでなく、粉から作ってみたい。2016/06/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6445258
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品