講談社学術文庫<br> フィレンツェ

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講談社学術文庫
フィレンツェ

  • 若桑 みどり【著】
  • 価格 ¥1,562(本体¥1,420)
  • 講談社(2012/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 467p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062921176
  • NDC分類 237
  • Cコード C0122

出版社内容情報

ルネサンスの栄光に輝く都市の空間と歴史と芸術。騒乱と祝祭を経て「花の都」を支えてきた市民とその心を、西洋美術史家が描き出す。ルネサンスの栄光に輝く都市の空間と歴史と芸術。騒乱と祝祭を経て「花の都」を支えてきた市民とその心を、西洋美術史家が描き出す。

序章 フィレンツェの神話―古代ローマの娘・新しきエルサレム
1 都市の形成
2 最古の聖域
3 信仰にかたちを与えた聖堂
4 メディチ家の興隆と国際的都市への変貌
5 ロレンツォ・イル・マニーフィコと黄金時代
6 共和国の終焉
7 パラッツォ・ヴェッキョ―トスカーナ公国の宮廷文化
8 ピッティの方へ
9 ウッフィーツィを歩きながら
終章 都市の再生
フィレンツェ市年表
索引


若桑 みどり[ワカクワ ミドリ]
著・文・その他

内容説明

ダ・ヴィンチやミケランジェロ、ボッティチェッリら、天才たちの名と共にルネサンスの栄光に輝く都市・フィレンツェ。町の起源から、自治都市国家としての繁栄、メディチ家の興亡、さらにウッフィーツィ美術館の歩き方まで、自由と独立を愛する人々に愛され続け、市民の手で守り抜かれた「花の都」の歴史と芸術を、西洋美術史家が案内する決定版。

目次

序章 フィレンツェの神話―古代ローマの娘・新しきエルサレム
1 都市の形成
2 最古の聖域
3 信仰にかたちを与えた聖堂
4 メディチ家の興隆と国際的都市への変貌
5 ロレンツォ・イル・マニーフィコと黄金時代
6 共和国の終焉
7 パラッツォ・ヴェッキョ―トスカーナ公国の宮廷文化
8 ピッティの方へ
9 ウッフィーツィを歩きながら
終章 都市の再生

著者等紹介

若桑みどり[ワカクワミドリ]
1935年東京生まれ。東京芸術大学美術学部芸術学科卒。専門は西洋美術史。ジェンダー史。東京芸術大学音楽学部教授、千葉大学文学部教授などを経て、千葉大学名誉教授、川村学園女子大学教授。著書に『寓意と象徴の女性像』(サントリー学芸賞)、『薔薇のイコノロジー』(芸術選奨文部大臣賞)、『クアトロ・ラガッツィ』(大佛次郎賞)他多数。2007年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヴェネツィア

364
最後のメディチとなったアンナ・マリア・ルドヴィーカは、老コジモにはじまり、彼女に終わるウフィッツィ、ピッティの絵画や財宝、宮殿や別荘などの全てを"永久に"トスカーナ国に遺贈した。ただし、次のような条件を付けて。「何物も、このフィレンツェから持ち出してはならない」―アンナ・マリーア70歳、1737年のことであった。そのお蔭で私たちは、あのフィレンツェを享受できる。フィレンツェはまさに奇跡のような街だ。かつて、ダ・ヴィンチがいて、ミケランジェロがいて、ラファエロがいて…。ボッティチェリもいたし⇒2019/07/28

k5

65
フィレンツェあこがれシリーズ。「フィレンツェの心と体を書こうとした」と著者が言うとおり、歴史に建築に芸術にと、とても濃密な本。そんなわけで予習済みのメディチ家関連以外はなかなか咀嚼しきれなかったです。とくに芸術関連は、文庫版でこういう大著が読めるのはありがたいのですが、やっぱりカラーの図版がないと厳しいかも。もっと精進します。2021/03/24

chang_ume

13
フィレンツェのみならず、ひとつの都市にフォーカスした美術史として随一の内容と思う。自然的・地理的環境は都市の「身体」のみで、歴史と芸術への理解があってはじめてその「心」にふれることができる。この指摘はすべてのフィールドワークに通じるものでしょう。また多くの場合に堕落・後退と評されるマニエリスムについて、トスカーナ大公国の成立と展開をふまえた記述も参考に。我々が訪れるフィレンツェは、ルネサンス都市ではなく、その後の改変が生んだ空間であり、そもそもウフィッツィ美術館自体が、君主制フィレンツェの産物なのだから。2019/12/13

うた

8
フィレンツェへ行って、一月ほど滞在したくなっています。なにせ写真がある作品だけでも200を超えているから、見に行くしかないという気にさせられる。フィレンツェの成り立ちと都市構造をダンテの『神曲』から引用しつつ、概説することから始め、「教会は時代を超えた画廊である」との言葉通り、その場にいきた芸術作品と背景を紹介していく。また歴史や信仰、芸術を、要所をおさえて結びつけてくれている点も私のような初心者にとってありがたい。メディチ家はもちろんサヴォナローラやマキアヴェッリの位置付けも複視的で説得力がある。2012/06/17

Himiko

7
ルネサンス美術大好きで、一人フィレンツェ美術三昧旅行の前に読み終えた。色々とルネサンスについて本を読んできたけど、この本はフィレンツェの歴史、そしてルネサンスとは何か?という問いに答えてくれる一冊。実に詳細にわたって各教会や美術館、絵画についての説明がわかりやすかった。何度も読み込みたい一冊。2024/12/02

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