講談社学術文庫<br> 生命の劇場

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講談社学術文庫
生命の劇場

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062920988
  • NDC分類 461
  • Cコード C0145

内容説明

ダーウィニズムと機械論的自然観に支配されていた二十世紀初頭、人間中心的な世界観を退けて「その生物が周囲に与える意味の世界」すなわち「環世界」の概念を提唱し、その後の動物行動学や哲学、生命論に影響を及ぼした生物学者の最晩年の著作。対話形式で独自の世界観を展開し、自説への批判とそれへの反論をも明快に語る、今も新鮮な科学の古典。

目次

訪問
昼食の食卓にて
あずまやにて
川原にて
ドラマとしての生
役割、環世界、生の場面
館の池の畔にて
構成のトーン、特殊エネルギー、染色体
種の起源、存在形式の変容、主体の転換、魂の転換、構成類型の変化
遠乗り
夕食の食卓にて
海辺の邸宅のテラスにて
二人の論戦
第三日
洞窟の比喩
プラトンのイデア
統一としての生
結び

著者等紹介

ユクスキュル,ヤーコプ・フォン[ユクスキュル,ヤーコプフォン][Uexk¨ull,Jakob von]
1864年、エストニア生まれの生物学者。1944年没

入江重吉[イリエジュウキチ]
1947年生まれ。京都大学大学院修了(哲学専攻)。現在、松山大学教授

寺井俊正[テライトシマサ]
1949年生まれ。京都大学大学院修了(ドイツ文学専攻)。現在、大阪市立大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

生物から見た世界=「環世界」とは何か。20世紀の動物行動学・生態学・生命論の先駆をなした生物学者の、今も新鮮な科学の古典。生物から見た世界=「環世界」とは何か。
20世紀の動物行動学・生態学・生命論の先駆をなした生物学者が語る、音楽的<生のドラマ>の総譜。

ダーウィニズムと機械論的自然観に支配されていた二十世紀初頭、人間中心的な世界観を退けて「その生物が周囲に与える意味の世界」すなわち「環世界」の概念を提唱し、その後の動物行動学や哲学、生命論に影響を及ぼした生物学者の最晩年の著作。対話形式で独自の世界観を展開し、自説への批判とそれへの反論をも明快に語る、今も新鮮な科学の古典。

生命は種子を播く人に似ています。彼は、何千ものゲシュタルトを秘めた種子を、まるで火花の雨のように散布するのです。風に自らを委ねる種子とか、海水中を雲霞のように漂う多種多様なプランクトンの群れを思い浮かべさえすればいいのです。種子を播く人は、彼が散布する何千もの生命の火花はどれもけっしてなくなりはしないことを知っています。というのは、あらゆる生命は一つのものであり、結局は自己自身へ帰ってくるからです。――<本書より>

※本書の原本は、1995年に博品社より刊行されました。

第一章 訪問
第二章 昼食の食卓にて
第三章 あずまやにて
第四章 川原にて
第五章 ドラマとしての生
第六章 役割、環世界、生の場面
第七章 館の池の畔にて
第八章 構成のトーン、特殊エネルギー、染色体
第九章 種の起源、存在形式の変容、主体の転換、魂の転換、構成類型の変化
第十章 遠乗り
第十一章 夕食の食卓にて
第十二章 海辺の邸宅のテラスにて
第十三章 二人の論戦
第十四章 第三日
第十五章 洞窟の比喩
第十六章 プラトンのイデア
第十七章 統一としての生
第十八章 結び


ヤーコプ.フォン・ユクスキュル[ヤーコプ.フォン ユクスキュル]
著・文・その他

入江 重吉[イリエ ジュウキチ]
翻訳

寺井 俊正[テライ トシマサ]
翻訳