講談社学術文庫<br> 城の日本史

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講談社学術文庫
城の日本史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 356p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062920643
  • NDC分類 521.82
  • Cコード C0121

出版社内容情報

城のすべてを知るための本格的入門書
歴史的変遷、城郭の構成法、各要素の意匠と役割を、300点以上の図版を交えて、多角的に解説。
名城譜として、日本を代表する29城を収録。

空に聳える天守。流麗かつ威厳ある、日本固有の意匠。城はその源意において「都市」である。記紀に登場する「キ」や「サシ」にその淵源を遡り、中世?近世の発達を解説。郭・塁の縄張、丸、曲輪の構成原理と、天守、櫓、門、橋、堀、塀、便所、台所、井戸など、建築としての城に肉迫。名城譜として、全国二十九の城を詳細に紹介。図版三百点以上を所収。

従来、この種の本は、<城>の軍事的要素のみを強調して、人間社会の集住様態としての<都市>の性格を、ほとんど無視してきている。……しかし、例えば安土城・大坂城・伏見城・駿府城・江戸城など……のかなりな詳細が明らかになってみると、……<城>という都市的建築が造られた宗教・政治・経済の社会的背景、すなわち日本史的意義を、単に戦うことの機能以上に評価しなくてはならなくなっている。本書は、そうした体系的視座による研究成果をもとに、可能なかぎりフィジカルに図説することを特色とする。――<「まえがき」より抜粋>

※本書の原本『ビジュアル版 城の日本史』は1995年に角川書店より刊行されました。

第一章 城郭の歴史――その変遷の系譜
第二章 城郭の構成――その総体の計画
第三章 城郭の要素――その部分の意味
第四章 日本名城譜――その興亡の図像
    五稜郭/弘前城/仙台城/会津若松城/江戸城/松本城/駿府城/
    名古屋城/犬山城/高山城/金沢城/丸岡城/彦根城/安土城/
    聚楽城(第)/伏見城/二条城/大坂城/和歌山城/姫路城/
    岡山城/広島城/松江城/萩城/松山城/高知城/肥前名護屋城/
    熊本城/首里城


内藤 昌[ナイトウ アキラ]
著・文・その他/編集

河田 克博[カワタ カツヒロ]
著・文・その他

水野 耕嗣[ミズノ コウジ]
著・文・その他

麓 和善[フモト カズヨシ]
著・文・その他

油浅 耕三[ユアサ コウゾウ]
著・文・その他

内容説明

空に聳える天守。流麗かつ威厳ある、日本固有の意匠。城はその源意において「都市」である。記紀に登場する「キ」や「サシ」にその淵源を遡り、中世~近世の発達を解説。郭・塁の縄張、丸、曲輪の構成原理と、天守、櫓、門、橋、堀、塀、便所、台所、井戸など、建築としての城に肉迫。名城譜として、全国二十九の城を詳細に紹介。図版三百点以上を所収。

目次

第1章 城郭の歴史―その変遷の系譜(「城」と「郭」の源意;「キ」と「サシ」 ほか)
第2章 城郭の構成―その総体の計画(選地原理=四神相応;城下町の計画 ほか)
第3章 城郭の要素―その部分の意味(天守の様式;天守の構造 ほか)
第4章 日本名城譜―その興亡の図像(五稜郭;弘前城 ほか)

著者等紹介

内藤昌[ナイトウアキラ]
1932年生まれ。東京工業大学大学院博士課程修了。名古屋工業大学教授、東京工業大学教授、愛知産業大学学長を歴任。専門は日本建築史・日本都市史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BIN

8
城郭の歴史として城の意味等から始まり、城郭の構成として縄張り等や城郭の要素(天守や門など)、最後に有名な城の紹介をしています。事細かにどういう形態、種類や名称があるかを説明していて正直覚えきれない。ある意味こういうのは図解がないと結構厳しく、入門書とは言えない。古代では「城」を「キ」や「サシ」と読み、それぞれ区別していたようだが、その読みはどうやってわかったのかが気になった。2019/06/02

こたつ

2
普段観光で城に行ったときには、知ることのことのできないことについて書いてありました。雑学を得るにはいい内容です。2011/10/02

インテリ金ちゃん

1
どの章から読んでも楽しい。ただ、表の文字の小ささには辟易...2019/09/06

Ryuji Saito

1
 建築工学内藤昌氏グループによる城郭研究の本。城郭を軍事的要素だけでとらえるのではなく、人間社会の集住形態としての都市としてみることを重視している。建築の観点から読みどころ満載です。2011/10/04

踊られ念仏

0
とりあえず全体ざっと読んで知りたいところだけ熟読。既刊のビジュアル版というのがあったらしいことを巻末で知る……文庫版のためいくつかの写真資料などは割愛だそう。写真に関してはほぼ問題ないが図面になると文字がメチャクチャ小さいので場所によっては読めないというか読みづらい(※別に読めなくても問題はない)結構がっつり書いてある本なので基礎知識の類は別の入門書などで頭に入れておいた方がいいかも。すでに知ってるなら問題はないと思う。軍事的な要素のみではなく幅広く書かれていたのでとてもよかった!2015/06/24

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