出版社内容情報
藤原道長の二十年以上に及ぶ日記の現代語訳。晩年は権勢をふるう一方で信仰心を深め、出家。長和四年から治安元年までの記録。
「世界記憶遺産」登録!
この世をばわが世とぞ思う望月の欠けたることもなしと思えば――。三女威子を後一条天皇の中宮に立て、ついに「一家三后」を実現した道長。宮廷での栄華が極まる一方で、その明るさに胸病・眼病が暗い影を落とし始める。政治から身を引き、極楽往生を願う晩年の日々。いまに残る日記の最終条は念仏「十七万遍」であった。政治権力者の日記、完結。
長和4年(1015)
長和5年(1016)
寛仁元年(1017)
寛仁2年(1018)
寛仁3年(1019)
寛仁4年(1020)
治安元年(1021)
倉本 一宏[クラモト カズヒロ]
翻訳
内容説明
この世をばわが世とぞ思う望月の欠けたることもなしと思えば―。三女威子を後一条天皇の中宮に立て、ついに「一家三后」を実現した道長。宮廷での栄華が極まる一方で、その明るさに胸病・眼病が暗い影を落とし始める。政治から身を引き、極楽往生を願う晩年の日々。いまに残る日記の最終条は念仏「十七万遍」であった。政治権力者の日記、完結。
目次
長和四年(一〇一五)
長和五年(一〇一六)
寛仁元年(一〇一七)
寛仁二年(一〇一八)
寛仁三年(一〇一九)
寛仁四年(一〇二〇)
治安元年(一〇二一)
著者等紹介
倉本一宏[クラモトカズヒロ]
1958年、三重県津市生まれ。東京大学文学部国史学専修課程卒業。東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程単位修得退学。博士(文学、東京大学)。関東学院大学助教授、駒沢女子大学教授を経て、国際日本文化研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁