講談社学術文庫<br> 本居宣長「うひ山ぶみ」

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講談社学術文庫
本居宣長「うひ山ぶみ」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062919432
  • NDC分類 121.52
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「漢意」を排して「やまとたましい」を堅持することで、真実の「いにしえの道」へと至ることが学問の道である。師と仰ぐ賀茂真淵との生涯一度きりの対面=「松坂の夜」以来、刻苦勉励を重ねること35年。寛政10年(1798)、畢生の大作『古事記伝』を仕上げた宣長は、古学の入門書『うひ山ぶみ』を一気に書き上げた。古学の扱う範囲、学ぶ者の心構え、学問のあるべき姿、契沖に始まる近世古学の歴史的意味、古学の目的とその研究方法など、国学の大人(うし)が初学者に授けた学びの要諦とは?(講談社学術文庫)

『うひ山ぶみ』解説
『うひ山ぶみ』総論
『うひ山ぶみ』各論


白石 良夫[シライシ ヨシオ]
著・文・その他

内容説明

師と仰ぐ賀茂真淵との生涯一度きりの対面=「松坂の夜」以来、刻苦勉励を重ねること三五年。寛政一〇年(一七九八)、畢生の大作『古事記伝』を仕上げた宣長は、古学の入門書『うひ山ぶみ』を一気に書き上げた。古学の扱う範囲、学ぶ者の心構え、学問のあるべき姿、契沖に始まる近世古学の歴史的意味、古学の目的とその研究方法など、国学の大人が初学者に授けた学びの要諦とは。

目次

『うひ山ぶみ』解説(『うひ山ぶみ』の成立とその概要;古道論としての古学;古典研究としての古学 ほか)
『うひ山ぶみ』総論(物まなびのすぢ;みづから思ひよれる方;怠りてつとめざれば功はなし ほか)
『うひ山ぶみ』各論(物まなびのすぢ、しなじな有りて;しなじなある学び;志を高く大きにたてて ほか)

著者等紹介

白石良夫[シライシヨシオ]
1948年、愛媛県西条市生まれ。九州大学大学院修士課程修了。83年に文部省(現文部科学省)入省。教科書検定に携る。2009年退官。現在、著述業。文学博士。立教大学、成蹊大学、大妻女子大学などで教鞭もとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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おの

15
ふと手に取り。ずっと読みかけでようやく。本居頼長以前は古事記より日本書紀が優勢だったというのが初耳だった。「全部読むのは大変なので、短いものから読めばOK」「『延喜式』の祝詞巻、神名帳はなるべく早く読んだほうがいい」的な話が勉強になった。次は延喜式借りよう。2025/01/06

kenitirokikuti

8
図書館にて。宣長を論じたものと、宣長学を論じたものを読んだ後で、この宣長自身の著作を読んだ。国学入門としては平明で誤読しようがないやつである。オイゲン・ヘリゲル『日本の弓術』を思い出したりした。芸事よね2021/06/17

politics

6
古学の指南書でかつ学問の手引書でもある「うひ山ぶみ」の解説と全訳註。宣長は漢文等による漢意に警戒するものの、大和魂が固まっていれば学んでも問題ないといい、その他の学問にしても同様のスタンスを取っている。訳者も言っているように国学の本流を平田篤胤らと見るか、本居大庭らと見るかで見方は変わる。宣長の実証的な方法で和歌や記紀に取り組む姿勢は、いまなお学問する上で示唆に富む指摘であろう。2020/09/21

武井 康則

5
訳注と口語訳で内容を掴んでます。内容は国学を学ぶためを説いている。まず古事記を学ばなければならない。後世のテキストを読まず、同時代かそれ以前を読むようにせよ。その他、しかし、後世のテキストを否定はしない。漢文も否定しない。まず学ぶべきテキストを中心にせよということ。その時代の考えがあるのでそれを自分のものにしなければならないと言う。テキストの理解が第一で、それを実践するのは我々ではないとも書いている。江戸後期から明治の思想で国学の果たした役割は大きいが、その辺りも見えてくる。2019/02/06

Tonex

4
勉強術に関する部分だけ現代語訳を中心に拾い読み。【まとめ】学問は年月長く倦まず怠らず励み務めることが肝要。才能がなくても晩学でも時間がなくても、諦めなければそれだけの成果はあがる。あれこれ手を出さず自分の専門を決め、基本書を繰り返し熟読する。どんな書物も最初からは完全に理解できない。おおまかにさらっと見て、他の本にうつり、あれこれ読んで、また前に読んだ本に戻る。これを繰り返せば、最初に理解できなかったことも徐々にわかるようになる。また、注釈を作るなど著述を心掛けて読むと読み方が精密になる。2014/11/18

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