出版社内容情報
芥川谷崎「小説の筋」論争の全貌!『改造』掲載の批判の応酬と、発端となった新潮合評会及び俎上の小説二篇、谷崎の芥川追悼文を収録芥川谷崎「小説の筋」論争の全貌!『改造』掲載の批判の応酬と、発端となった新潮合評会及び俎上の小説二篇、谷崎の芥川追悼文を収録
饒舌録(感想) 『改造』昭二・二月号 谷崎潤一郎
饒舌録(感想) 『改造』昭二・三月号 谷崎潤一郎
文芸的な、余りに文芸的な──併せて谷崎潤一郎氏に答う── 『改造』昭二・四月号 芥川龍之介
饒舌録(感想) 『改造』昭二・四月号 谷崎潤一郎
東洋趣味漫談 『大調和』昭二・十月号 谷崎潤一郎
文芸的な、余りに文芸的な 『改造』昭二・五月号 芥川龍之介
饒舌録(感想) 『改造』昭二・五月号 谷崎潤一郎
文芸的な、余りに文芸的な 『改造』昭二・六月号 芥川龍之介
饒舌録(感想) 『改造』昭二・六月号 谷崎潤一郎
饒舌録 『改造』昭二・七月号 谷崎潤一郎
文芸的な余りに文芸的な 『改造』昭二・八月号 芥川龍之介
饒舌録(感想) 『改造』昭二・八月号 谷崎潤一郎
饒舌録(感想) 『改造』昭二・九月号 谷崎潤一郎
饒舌録(感想) 『改造』昭二・十月号 谷崎潤一郎
饒舌録(感想) 『改造』昭二・十一月号 谷崎潤一郎
饒舌録(感想) 『改造』昭二・十二月号 谷崎潤一郎
新潮合評会 第四十三回(一月の創作評)
日本に於けるクリップン事件 谷崎潤一郎
藪の中 芥川龍之介
記事 遺書と手記とを残して 芥川龍之介氏自殺す
芥川君の訃を聞いて 谷崎潤一郎
彼は如才がない 谷崎潤一郎
芥川君と私 谷崎潤一郎
いたましき人 谷崎潤一郎
芥川全集刊行に際して 谷崎潤一郎
芥川龍之介が結ぶの神 当世鹿もどき(抄) 谷崎潤一郎
解説 千葉俊二
芥川 龍之介[アクタガワ リュウノスケ]
著・文・その他
谷崎 潤一郎[タニザキ ジュンイチロウ]
著・文・その他
千葉 俊二[チバ シュンジ]
編集
内容説明
昭和二年二月号『新潮』合評会での谷崎の小説に対する芥川発言に端を発し、『改造』を舞台に文学史上に残る“筋のない小説”をめぐる論争が始まった。芸術とはなにか。何が文学を文学たらしめているのか。二人の文学観の披瀝と応酬を、雑誌発表順に配列し、合評会と、その俎上に載った小説二篇、論争掲載中の昭和二年七月に自殺した芥川への谷崎の追悼文七篇を収める。
目次
饒舌録(感想)『改造』昭二・二月号(谷崎潤一郎)
饒舌録(感想)『改造』昭二・三月号(谷崎潤一郎)
文芸的な、余りに文芸的な―併せて谷崎潤一郎氏に答う―『改造』昭二・四月号(芥川龍之介)
饒舌録(感想)『改造』昭二・四月号(谷崎潤一郎)
東洋趣味漫談『大調和』昭二・十月号(谷崎潤一郎)
文芸的な、余りに文芸的な『改造』昭二・五月号(芥川龍之介)
饒舌録(感想)『改造』昭二・五月号(谷崎潤一郎)
文芸的な、余りに文芸的な『改造』昭二・六月号(芥川龍之介)
饒舌録(感想)『改造』昭二・六月号(谷崎潤一郎)
饒舌録『改造』昭二・七月号(谷崎潤一郎)〔ほか〕
著者等紹介
芥川龍之介[アクタガワリュウノスケ]
1892・3・1~1927・7・24。小説家。東京生まれ。東京府立三中、一高を経て、1913年、東京帝大英文科入学。在学中の14年に菊池寛、久米正雄らと第三次「新思潮」を創刊、翻訳や小説などを発表する。16年には第四次となる「新思潮」を発刊し、創刊号に発表した「鼻」が夏目漱石によって激賞され、文壇に地位を築く。古典から海外文学までの幅広い知識と教養をもとに、さまざまな名作を残す。27年、睡眠薬により服毒自殺
谷崎潤一郎[タニザキジュンイチロウ]
1886・7・24~1965・7・30。小説家。東京生まれ。東京府立一中、一高を経て、1908年、東京帝大国文科入学。在学中の10年に小山内薫、和辻哲郎らと第二次「新思潮」を創刊、戯曲や「刺青」などを発表し、11年中退。永井荷風らに認められ、次々と作品を発表、反自然主義の立場から書かれた作風は、耽美派、悪魔主義などと呼ばれ、人気を博す。関東大震災を経て関西に移住し、42年に『細雪』の執筆を開始する。49年、文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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