出版社内容情報
モームの問題劇を名翻訳者が訳し下した待望の書。穏やかな上流家庭の情景が一転、推理劇に。真の愛とは何か、幸福とは何かを問う傑作モームの問題劇を名翻訳者が訳し下した待望の書。穏やかな上流家庭の情景が一転、推理劇に。真の愛とは何か、幸福とは何かを問う傑作
第一幕
第二幕
第三幕
解説 行方昭夫
年譜 行方昭夫
モーム[モーム]
著・文・その他
行方 昭夫[ナメカタ アキオ]
翻訳
内容説明
第一次大戦後の英国上流家庭。事故で半身不随となりながらも快活にふるまう長男が、ある朝、謎の死を遂げる。美しい妻、ハンサムな弟、謹厳な母、主治医、看護婦らが、真相を求めて語り合う。他殺か、自殺か。動機、方法は?推理小説仕立ての戯曲は、人生と愛の真実を巡り急転する。二十世紀随一の物語作者が渾身の力を注ぎ、挑んだ問題劇。今なおイギリスで上演され続ける、普遍的名作。
著者等紹介
モーム[モーム] [Maugham,William Somerset]
1874・1・25~1965・12・16。小説家、劇作家。イギリス人の両親のもと、パリで生まれるが、幼くして両親を病気で亡くし、10歳のときにイギリスの叔父に引き取られる。医学学校を卒業後、医師となり、第一次大戦では軍医として従軍するも、途中で諜報機関勤務となり、ジュネーヴにて諜報活動を行う。その後、アメリカへ渡り、タヒチではゴーギャンを題材に後の傑作『月と六ペンス』に繋がる取材をし、革命中のロシアへも潜入するなど、生涯を通じて世界を渡り歩いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
春ドーナツ
コージー
よみこ
きりぱい
ゆかっぴ
-
- 和書
- 職人暮らし ちくま新書