出版社内容情報
猫、酒、碁。ユーモアとアイロニーをまといながらも、鋭い風刺と静かな反戦の思いに満ちた、異色の戦後派作家の貴重な随筆集。『桜島』『日の果て』『幻化』など、戦後派を代表し
生と死を見つめ続けた梅崎春生。
多くの作家や読者を惹きつけやまない、その自由な精神、
人生や社会への深い洞察とユーモアとアイロニー。
鬱々とした戦時の記憶を奥に潜ませながら、
内なる孤独と向き合った作家の日常への思い。
人に優しく、酒におぼれた梅崎春生の名随筆集。
梅崎 春生[ウメザキ ハルオ]
著・文・その他
内容説明
『桜島』『日の果て』『幻化』など、戦後派を代表し生と死を見つめ続けた梅崎春生。多くの作家や読者を惹きつけてやまない、その自由な精神、人生や社会への深い洞察とユーモア、アイロニー。鬱々とした戦時の記憶を奥に潜ませながら、内なる孤独と向き合った作家の日常への思い。人に優しく、酒におぼれた梅崎春生の名随筆集。
目次
猫・酒・碁(主役はへちま;カロ ほか)
茸の独白(強情な楽天家;茸の独白 ほか)
蟻と蟻地獄(暗号術臨時講習員;蟻と蟻地獄 ほか)
ふるさと記(柳川旅愁;平和と自然の街 ほか)
馬のあくび(馬のあくび;チョウチンアンコウについて ほか)
著者等紹介
梅崎春生[ウメザキハルオ]
1915・2・15~1965・7・19。小説家。福岡県生まれ。東京帝国大学文学部国文科在学中に「風宴」が「早稲田文学」に掲載される。太平洋戦争での軍隊生活を経て、戦後『桜島』を始めとした小説を次々に発表し、第一次戦後派と呼ばれる。54年「ボロ家の春秋」で第32回直木賞、「砂時計」で第2回新潮社文学賞、64年「狂ひ凧」で芸術選奨文部大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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