出版社内容情報
生きることを恥ずかしく汚れと思う青春の道程、破調とナンセンス。のちの傑作群の誕生を予見させる、初期作品を集成した希少な一書。著者十六歳、岐阜中学校校友会誌に掲載された小品から、
昭和二十年代までの初期作品を修正。第一高等学校時代の
透明感溢れる心象風景を綴った伝説的佳品「裸木」や、
同人誌「崖」に発表された「往還」「公園」などの戦前作品、
また、著者固有のユーモアの深淵を示す「汽車の中」「卒業式」
「ふぐりと原子ピストル」など、〈作家・小島信夫〉誕生の
秘密に迫る十三篇を収録。小島文学入門のための貴重な一書。
春の日曜の一日
彼の思い出を盗んで
裸木
凧
鉄道事務所
死ぬと云うことは偉大なことなので
往還
公園
よみがえる
汽車の中
佐野先生感傷日記
卒業式
ふぐりと原子ピストル
小島 信夫[コジマ ノブオ]
著・文・その他
内容説明
著者十六歳、岐阜中学校校友会誌に掲載された小品から、昭和二十年代までの初期作品を集成。第一高等学校時代の透明感溢れる心象風景を綴った伝説的佳品「裸木」や、同人誌「崖」に発表された「往還」「公園」などの戦前作品、また、著者固有のユーモアの深淵を示す「汽車の中」「卒業式」「ふぐりと原子ピストル」など、“作家・小島信夫”誕生の秘密に迫る十三篇を収録。小島文学入門のための貴重な一書。
著者等紹介
小島信夫[コジマノブオ]
1915・2・28~2006・10・26。小説家。岐阜県生まれ。1941年、東京帝大文学部英文科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐島楓
zumi
Tonex
バーニング
よんどころ