講談社文芸文庫
珈琲挽き

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  • サイズ 文庫判/ページ数 354p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062902229
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

小沼丹の生前、最後に出た随筆集。庭の木々、木漏れ日、多くの友。ユーモアあふれ穏やかな、遠い風景と澄み切った時を描く上質の文章平穏な日常、花鳥風月、友人たちと師との交流。
遠い風景や時間の流れを、淡いユーモアで見事に描く、
大正・昭和・平成を生きた作家、小沼丹。
移ろいゆく心象風景の中に、人生のドラマを明るく描く、
『小さな手袋』につづく生前最後の随筆集。
「狆の二日酔い」などの秀逸な作品を含み、
上質な文章で心優しく読者を誘う、85篇収録。

小沼 丹[オヌマ タン]
著・文・その他

内容説明

平穏な日常、花鳥風月、友人たちと師との交流。遠い風景や時間の流れを、淡いユーモアで見事に描く、大正・昭和・平成を生きた作家・小沼丹。移ろいゆく心象風景の中に、人生のドラマを明るく描く、『小さな手袋』につづく生前最後の随筆集。「狆の二日酔い」などの秀逸な作品を含み、上質な文章で心優しく読者を誘う、八十五篇収録。

目次

つくしんぼ
お祖父さんの時計
或る日のこと
植木屋の帰り
花の香
自転車
狆の二日酔い
二階席
蝙蝠傘
落し物〔ほか〕

著者等紹介

小沼丹[オヌマタン]
1918・9・9~1996・11・8。小説家。東京生まれ。1942年、早稲田大学を繰り上げ卒業。井伏鱒二を知り師事する。高校教員を経て、58年より早稲田大学英文科教授。54年上半期、下半期と「村のエトランジェ」「白孔雀のゐるホテル」がつづけて芥川賞候補となる。その後、日常に材をとりながらユーモアとペーソスのただよう洒脱な文体で独自の世界を築く。70年、『懐中時計』で読売文学賞。75年、『椋鳥日記』で平林たい子文学賞。89年、日本芸術院会員となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

あくび虫

6
こういうの大好きです。何が起こるわけでもなく、淡々と丁寧に、小さな事柄がつづられていく随筆。それがあんまり綺麗なので、どこかフィクションらしい夢幻ささえあります。ちょっと皮肉っぽしく、品よく教養がにじんでいて、とても素敵。「悪くない」という表現に不思議とほほ笑んでしまいました。2018/05/24

kuriko

6
自分がいまどこにいるのかわからなくなるような気持ちの良いエッセイ集だった。どうにか読める懐かしいような漢字やクセのあるカタカナも心地よい読書を手助けしてくれてた気がする。2017/01/29

7kichi

6
以前読んだみすずの本と作品がダブっていたが、小沼丹の随筆は味がある。どう味があるのか書きたいところだが、それはまた別の話で・・・2014/08/05

うた

5
身辺雑記でよくもまあこんなに書けるものだと感心してしまう。小沼丹らしい抜けのよい文章ではあるが、ややワンパターンであることが弱みか。彼の随筆では、文体のリズム、軽みの点で、『小さな手袋』をお勧めしたい。2020/12/05

てんぐのぐんて(瀬戸かもめ)

4
小沼丹生誕百年。小沼さんのエッセイは少ないページの中に時間・空間的な広がりが大きいものが多い。どれも面白いけれど、なぜ本の題が「珈琲挽き」になったのか気になった。私は「珈琲挽き」の「挽」から挽歌を連想した。2018/09/09

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