講談社文芸文庫<br> 志賀直哉・天皇・中野重治

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講談社文芸文庫
志賀直哉・天皇・中野重治

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  • サイズ 文庫判/ページ数 220p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062901390
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0195

出版社内容情報

志賀直哉をめぐる作品を精選した随筆集。 藤枝静男の生涯の師・志賀直哉をめぐる随筆を中心に、名作「志賀直哉・天皇・中野重治」など、他では読めない藤枝文学のエッセンスを掬い取った珠玉の随筆撰。

内容説明

医師として、遅咲きの小説家として独自の文学世界を築きあげた藤枝静男。平野謙と本多秋五という刺激を与え続けた友人、そして深く傾倒した師・志賀直哉の存在。志賀直哉に関わる作品を中心に名作「志賀直哉・天皇・中野重治」など、藤枝文学の魅力を掬い取った珠玉の随筆選。

目次

志賀直哉・小林秀雄両氏との初対面
奈良公園幕営
奈良の夏休み
奈良の野猿
油絵を貰う
志賀直哉の油絵
仕事中
常磐松で
志賀さん来浜
落第免状〔ほか〕

著者等紹介

藤枝静男[フジエダシズオ]
1907・12・20/戸籍上では1908・1・1~1993・4・16。小説家。静岡県生まれ。旧制八高時代に平野謙、本多秋五を知る。1936年、千葉医科大学卒業。42年、海軍火薬廠付属病院に勤務。戦後は妻の実家で眼科診療を手伝い、50年、浜松市で眼科医院を開業。この間、47年、最初の小説「路」を平野、本多の勧めで「近代文学」に発表。以後、「イペリット眼」「犬の血」などを発表し、医業のかたわら創作活動を行う。67年、「空気頭」で芸術選奨文部大臣賞、74年、「愛国者たち」で平林たい子文学賞、76年、「田紳有楽」で谷崎潤一郎賞、79年、「悲しいだけ」で野間文芸賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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