講談社文芸文庫<br> 試みの岸

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講談社文芸文庫
試みの岸

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  • サイズ 文庫判/ページ数 381p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062900065
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

馬喰・十吉は、海への憧れを一艘の貨物船に託した。一族の悲劇はそこに始まる。甥の余一は、崖から落ちる十吉の愛馬アオに変身し、港町で従姉・佐枝子が自死したという噂を耳にした。駿河湾西岸地方を舞台に、運命に試される純粋な人間の行為を「光と影」の綾なす世界に、鮮やかに刻印する三部作。力強いデッサンによって、海・波・光など自然の原型を焙りだし、重苦しい生の課題を問う小川文学の達成。

著者等紹介

小川国夫[オガワクニオ]
1927・12・21~。小説家。静岡県生まれ。東京大学国文科中退。幼少年期は病弱で、文学に親しんだ。戦後、旧制静岡高校時代にカトリックに入信。1953年大学在学中にフランスに私費留学。単車で地中海沿岸の各地を放浪。56年帰国。57年『アポロンの島』を自費出版し、島尾敏雄に激賞された。『試みの岸』『或る聖書』『彼の故郷』など、簡勁な文体で、魂の原型を描き出し、「内向の世代」を代表する作家とみなされる。86年『逸民』で川端康成文学賞、94年『悲しみの港』で伊藤整文学賞、99年『ハシッシ・ギャング』で読売文学賞受賞。日本芸術院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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クッシー

0
なんだか難しかったなあ。現実と夢を行きつ戻りつ、境界線が曖昧になる。短い文は必ずしも理解しやすい訳ではない。その行間を読む必要がある。けど、つまらないって感じではなかった。自然が光であれば、人間の世界は影、そんな世界観。2022/05/31

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