出版社内容情報
クラシックファン必読! プロにしかわからないユニークな視点の解説で、音楽鑑賞の楽しみが倍増。アマチュアへのヒントも満載の一冊世界最高峰、ロシアピアニズムの伝統を引き継ぐ現役女性ピアニストが、代表的なピアノの名曲を平易に解説。プロにしかわからないユニークな視点が満載、この本を読めば音楽鑑賞の楽しみが倍増すること間違いなし。アマチュアピアニストへのヒントも一杯。全てのクラシック、ピアノ音楽ファンにお勧めです!
特に何のテクニックのための練習という指定もないけれど、24曲全部を弾けばすべてのテクニックをマスターできるバッハの『平均律クラヴィア曲集』。ピアニストの手の動きを意識して弾きやすく書かれているショパン、まったく弾き手のことを考えていないベートーヴェン。
著者は、作曲家は基本的に演奏家に親切だといいます。こうしてほしいということは、楽譜の何気ない指示にすべて書き込まれているからです。
プロの見方を知ることで、ピアノを弾く人にはもちろんのこと、ただ聴くのが好きなだけの人も、音楽鑑賞の楽しみがよりいっそう深まること間違いなしの1冊です。
第一章 バッハ 『平均律クラヴィア曲集』『ゴルトベルク変奏曲』
第二章 モーツァルト 『ピアノソナタ第十一番「トルコ行進曲付き」』
第三章 ベートーヴェン 『ピアノソナタ第十四番「月光」』『ピアノソナタ第三十二番』
第四章 シューベルト 『四つの即興曲』より第三番『ピアノソナタ第二十一番』
第五章 シューマン 『子どもの情景』より「トロイメライ」『クライスレリアーナ』
第六章 ショパン 『練習曲集 作品10』より第三曲「別れの曲」
第七章 リスト 「ラ・カンパネラ」『ピアノソナタロ短調』
第八章 ムソルグスキー 『展覧会の絵』
第九章 ドビュッシー・ラヴェル ドビュッシー『ベルガマスク組曲』より「月の光」、ラヴェル『夜のガスパール』
イリーナ・メジューエワ[イリーナ メジューエワ]
著・文・その他
内容説明
現役ピアニストが語る、プロにしかわからない「聴きどころ」代表的なピアノの名曲を平易に解説。
目次
第1章 バッハ
第2章 モーツァルト
第3章 ベートーヴェン
第4章 シューベルト
第5章 シューマン
第6章 ショパン
第7章 リスト
第8章 ムソルグスキー
第9章 ドビュッシー・ラヴェル
著者等紹介
メジューエワ,イリーナ[メジューエワ,イリーナ] [Mejoueva,Irina]
ロシアのゴーリキー(現ニジニー・ノヴゴロド)生まれ。五歳よりピアノを始め、モスクワのグネーシン特別音楽学校とグネーシン音楽大学(現ロシア音楽アカデミー)でウラジーミル・トロップに師事。1992年ロッテルダム(オランダ)で開催された第四回E・フリプセ国際コンクールでの優勝をきっかけに、オランダ、ドイツ、フランスなどで公演を行う。1997年からは日本を本拠地とし、2006年からは毎年京都でリサイタルを開くなど、バロック、古典派から近・現代にいたる作品までの幅広いレパートリーにより、精力的な演奏活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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