講談社現代新書<br> 日米開戦と情報戦

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講談社現代新書
日米開戦と情報戦

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  • サイズ 新書判/ページ数 333p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062883986
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0221

出版社内容情報

対米戦争の端緒となった南部仏印進駐が選択された理由とは。日英米情報戦の勝者は? 政策決定の実態を分析し、開戦の真実に迫る。真珠湾攻撃から75年。戦争に至る不毛な現実を描く、決定版!

1日に20通以上の外交暗号を解読しあう熾烈な日米英インテリジェンス戦争。ローズヴェルト、チャーチルら指導者が生の情報に触れることで強まる対日対決姿勢。松岡洋右外相に翻弄され、陸軍・海軍内の組織利害対立で指導力を発揮できない日本の中枢部――。エリートたちはなぜ最悪の決定を選んだのか?

・日米間に具体的な争点がなかったにもかかわらず、なぜ戦争に突入したのか?
・南部仏印進駐が選択された経緯とは?
・アメリカの対日輸出管理策はなぜ全面禁輸になったのか?
・日本の玉虫色の政策決定システムとは?
・陸海軍を翻弄した松岡の戦略の弱点とは?
・官僚制の序列を無視しがちなアメリカ・ローズヴェルト大統領下の政策決定システムとは?
・イギリス商船オートメドン号の機密文書、ハルビン情報は日本でいかに利用されたか?
・日本の「国策要綱」が解読された最悪のタイミングとは?
・ハルは暫定協定案をなぜ諦めたのか?
・アメリカは真珠湾攻撃を知っていたのか?・・・・・・

話題作『日本はなぜ開戦に踏み切ったか』の著者が、日米英の情報戦と政策決定の実態を丁寧に追い、日米戦争の謎に迫る!

はじめに
序章 日米は、なぜ戦ったのか
第一章 政策決定とインテリジェンス
第二章 「南進」と「国策」
第三章 独ソ開戦と南部仏印進駐
第四章 対立の深化から破局へ
結論 誰が情報戦の勝利者だったか
年表
あとがき


森山 優[モリヤマ アツシ]
著・文・その他

内容説明

エリートたちはなぜ最悪の決定を選んだのか。1日に20通以上の外交暗号を解読しあう熾烈な日米英インテリジェンス戦争。ローズヴェルト、チャーチルら指導者が生の情報に触れることで強まる対日対決姿勢。松岡洋右外相に翻弄され、陸軍・海軍内の組織利害対立で指導力を発揮できない日本の中枢部―戦争に至る不毛な現実を描く、決定版!

目次

序章 日米は、なぜ戦ったのか
第1章 政策決定とインテリジェンス
第2章 「南進」と「国策」(「南進」の「決定」をめぐる政治過程;ドイツからの情報―オートメドン号事件;タイ仏国境紛争調停問題と南方策)
第3章 独ソ開戦と南部仏印進駐(「好機南方武力行使」構想と「対南方施策要綱」;独ソ戦と新「国策」の決定―七月二日の御前会議;「国策要綱」の影響と南部仏印進駐;南部仏印進駐と対日全面禁輸)
第4章 対立の深化から破局へ(第三次近衛内閣の崩壊と東条内閣の発足;暫定協定案とハル・ノート;なぜローズヴェルトは奇襲を許したのか;なぜ日米交渉は失敗したか)

著者等紹介

森山優[モリヤマアツシ]
1962年福岡市生まれ。西南学院大学文学部卒業、九州大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、静岡県立大学国際関係学部准教授。専門は日本近現代史・日本外交史・インテリジェンス研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

29
難解であったが中身は濃い。戦争はなぜ行われたのか?数多くの暗号解読ミスやすれ違い、忖度。過去を知っているからこそ、現代の私達は戦争は防げたと考える。私が知っていた戦争物資の獲得を目的に戦争に踏み切った。そんなに単純なことではない。落ち着いて考えてみれば戦争なんてしたくなかったと思う。真珠湾陰謀説も確実な根拠から否定される。アメリカは自分をうまくみせることが上手く、日本は下手と感じた。各国の複雑な事情が絡み合い、悲劇は繰り返してはならないが、簡単に日本が悪とは決められない。2019/07/26

masabi

22
【要旨】戦間期に日米英でいかに情報戦が行われ政策決定に活かされたかを丹念に追う。【感想】日米開戦のターニングポイントとなった南部仏印進駐と日米交渉を重点的に扱う。日本側の根拠薄弱な意思決定は知っていたけどもアメリカの政策決定も誤訳など不正確なものに頼っていたことを知った。歴史学の観点から情報戦の神話、陰謀論を打破するのも面白ければ各史料を総合的に解釈し結論を出す経緯も学問の王道のようだ。歴史を振り替えるとつい神の目で見てしまいがちだがフェアではないと思った。 2017/08/14

skunk_c

21
南仏印進出が在米資産凍結と禁油を招き、日米交渉が決裂していくまでの過程を、情報戦の観点から丁寧に記述した労作。外相時代の松岡が自らイニシアティヴを取るために策を弄したことが混乱を招いていく様子、政策決定者が暗号解読情報という誤解読を含む生の情報に触れたことによって、自分の都合のいい情報だけを利用していく様子などを克明に解き明かす。著者によれば日米開戦は日本の「両論併記」をアメリカが「誤読」する中、最悪のタイミングでそれらが噛み合ってしまった結果だという。生情報に触れていない幣原が結果を見抜いていたという。2016/12/13

横浜中華街

18
当時のインテリジェンス情報を基に南進政策、南部仏印進駐、日米交渉の決裂の内幕を詳細に解き明かしていく労作。英米だけでなく日本も通信傍受に成功しているが、お互いにバイアスゆえに相手の動向を誤解し続けて状況判断を行っているプロセスが興味深い。筆者はかなり能力のある学者という印象。次回作が楽しみ。「つまり最高機密である暗号解読情報に接した者たちは誤り、接することができなかった者たちが正しい判断をしたことにある。このことはインテリジェンスの利用と情勢判断に何が必要かを改めて問いかけている象徴的な事例と言えよう。」2017/01/20

ハイちん

16
日本はなぜ開戦に踏み切ったのか? その謎にインテリジェンス(情報戦)の切り口から迫っていこう、という本。ぼくのなかでは「世界恐慌が起き経済圏がブロックされた。孤立したドイツが他国を侵略し第二次大戦が始まった。同じく孤立していた日本はドイツと組んだ。英米は日本に厳しい経済制裁を課した。日本は英米に依存しない経済領域を構築するため開戦に踏み切った」というストーリーで理解していたけど実際はこんなに単純ではなく、たくさんの偶然が重なった結果の開戦だったようだ。情報リテラシー能力が高ければ戦争は起こらなかったのかも2017/02/19

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