講談社現代新書<br> 情報参謀

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講談社現代新書
情報参謀

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062883771
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0231

出版社内容情報

政治はカネや情実ではなく情報で動く。野党転落から政権奪還まで、政治インテリジェンスの現場にいた著者が描く政治とビッグデータ。これが新時代の情報戦だ! 

2009年の下野からわずか4年で政権を奪還した自民党。その水面下では、テレビとネットのメタデータを縦横無尽に駆使した政治情勢分析会議が行われていた。1461日間、自民党をデータ分析で導いた人物が初めて明かす、政権奪還の深層。

・政敵の悪評を逆利用し、政党CMの効果を極大化させる方策を練り、尖閣ビデオの流出のような危機管理の失着があれば24時間体制で即応する。
・ツイッターやニコニコ動画など新しいチャネルで果敢に情報発信を仕掛け、リスク要素は事前に調べ上げる。
・初ネット選挙の参院選では候補者全員がタブレットで勝つためのデータを共有した――。
政治はカネや情実ではなく情報で動く。政治とネット、テレビが手を結ぶ新時代の情報戦略を描く!

第1フェーズ 野党転落――報道分析から復活への手がかり(2009年秋?2010年7月参院選)
第2フェーズ 膠着停滞――テレビ+ネットデータで精密度アップ(2010年秋?2011年夏)
第3フェーズ 政権奪還――組織横断で情報共有しネット動画で積極発信(2011年秋?2012年12月衆院選)
第4フェーズ 完全勝利――IT全面武装で選挙に臨む(2013年1月?2013年7月参院選)


小口 日出彦[コグチ ヒデヒコ]
著・文・その他

内容説明

2009年の下野からわずか4年で政権を奪還した自民党。その水面下では、テレビとネットのメタデータを縦横無尽に駆使した政治情勢分析会議が極秘裏に行われていた。1461日間、自民党をデータ分析で導いた人物が初めて明かす、その全貌。

目次

第1フェーズ(2009年秋~2010年7月参院選) 野党転落―報道分析から復活への手がかり(「10分で説明してくれ」;クチコミ@総選挙2009 ほか)
第2フェーズ(2010年秋~2011年夏) 膠着停滞―テレビ+ネットデータで精密度アップ(情報分析から情報戦略へ;バブルチャートの誕生 ほか)
第3フェーズ(2011年秋~2012年12月衆院選) 政権奪還―ネット積極活用で注目を集める(ボス交代;規模拡大した情報分析会議 ほか)
第4フェーズ(2013年1月~7月参院選) 完全勝利―IT全面武装で選挙に臨む(情報世界の景色が一変;参院選勝利に狙いを絞る ほか)
終わりに(2016年5月) 情報の結節点に網を張る(「果しなき流れの果に」が発想の原点;「不安な時代」を情報で生きる)

著者等紹介

小口日出彦[コグチヒデヒコ]
1961年生まれ。慶應義塾大学卒業後、株式会社コスモ・エイティ、日経BP社ニューヨーク支局特派員、日経E‐BIZ編集長、日経ベンチャー(現日経トップリーダー)編集長などを経て、2007年、株式会社パースペクティブ・メディアを設立。代表取締役となり、現在に至る。情報分析と情報表現のコンサルティングを手掛ける。ほかに株式会社エム・データ取締役など複数企業の役員を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

133
他の人も言っておられますがたしかに自画自賛的な感じはします。しかしながらこのように地道な情報を分析していくということは重要だと思われます。小泉政権の頃から政治や選挙が大分変わってきているということなのでしょう。アメリカ大統領選挙を見ても、世論調査というものがあまりあてにならなくなってきています。地道な情報とくに今後はツイッターやSNSあるいはユーチューブの情報を分析していくことが求められると思います。参考になりました。民進党も少しは見習ったらいいのでは?2017/01/28

Kawai Hideki

88
2009年の民主党による政権交代から2013年の参院選での完全政権奪還まで、自民党の情報分析活動をリードしてきた著者による、「政治における情報の重要性」啓発の書。SNSやブログといったネットの情報だけでなく、テレビ番組を朝から晩まで視聴して、どんなトピックがどれだけの時間放送されたか、争点は何かを、週次、日次のレポートで報告。他党の失策には即座にツッコミを入れる体制を敷いた。面白かったが、若干「効率の良い露出と揚げ足取りの方法論」になってしまっている感は否めない。2016/10/24

びす男

48
情報にあふれていると実感しにくいが、人はいつも情報に飢えている。だからこそ、紙からテレビ、そしてネットに媒体が移っても、「記事を読む」という営みが消えることはない■著者が扱うのは、一種のビッグ・データだ。膨大なテレビ番組とネットの書き込みを分析し、「大衆」を数値化してみせる。訴えが響かない理由、そして講じるべき道筋も明確に見えてくる■なるほど、権力闘争を制するため、自民党は非常に強力な武器を手に入れたわけだ。もっとも、そこに国家百年の計を見いだすか、御しやすさを見いだすかは政治家次第なのだが。2020/03/06

みき

41
ちょっと古いが政治や選挙にかかる情報やIT戦略について書かれた本。下手な民間の企業よりも既に国が先に行っている部分も多そうな感じ。本書を読むと選挙の見方なとが変わること請け合いです。なかなか参考になったのは欺瞞やレトリックを使っても意外に世論は動かないというくだり。そうかぁ?と思うところもないですが、世論を誘導するような報道がなされていた時もSNSなどの反応を見ると冷静だったりするらしい。そういうメタデータ分析対策にSNSで騒ぐというのができてしまいそうなので、次はどうやって恣意を排除するのか楽しみですね2022/12/11

shiozy

35
自民党のメディア戦略の実践レポートである。テレビとネットの膨大なデータを収集解析し、それを選挙戦に活用するリアルレポート。その手法活動量は圧巻である。自民党は嫌いだけれど、力量は政党随一であることは間違いない。先に読んだ『メディアと自民党』より圧倒的に面白い。それは実践ドキュメンタリーであるからだ。ひとつ皮肉を言えば、すべてのテレビ情報を録画し、それをマンパワーでテキスト化していく会社って、「それブラック企業じゃネ?」と思ったりもしたのである。2016/09/10

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