出版社内容情報
政治はカネや情実ではなく情報で動く。野党転落から政権奪還まで、政治インテリジェンスの現場にいた著者が描く政治とビッグデータ。これが新時代の情報戦だ!
2009年の下野からわずか4年で政権を奪還した自民党。その水面下では、テレビとネットのメタデータを縦横無尽に駆使した政治情勢分析会議が行われていた。1461日間、自民党をデータ分析で導いた人物が初めて明かす、政権奪還の深層。
・政敵の悪評を逆利用し、政党CMの効果を極大化させる方策を練り、尖閣ビデオの流出のような危機管理の失着があれば24時間体制で即応する。
・ツイッターやニコニコ動画など新しいチャネルで果敢に情報発信を仕掛け、リスク要素は事前に調べ上げる。
・初ネット選挙の参院選では候補者全員がタブレットで勝つためのデータを共有した――。
政治はカネや情実ではなく情報で動く。政治とネット、テレビが手を結ぶ新時代の情報戦略を描く!
第1フェーズ 野党転落――報道分析から復活への手がかり(2009年秋?2010年7月参院選)
第2フェーズ 膠着停滞――テレビ+ネットデータで精密度アップ(2010年秋?2011年夏)
第3フェーズ 政権奪還――組織横断で情報共有しネット動画で積極発信(2011年秋?2012年12月衆院選)
第4フェーズ 完全勝利――IT全面武装で選挙に臨む(2013年1月?2013年7月参院選)
小口 日出彦[コグチ ヒデヒコ]
著・文・その他
内容説明
2009年の下野からわずか4年で政権を奪還した自民党。その水面下では、テレビとネットのメタデータを縦横無尽に駆使した政治情勢分析会議が極秘裏に行われていた。1461日間、自民党をデータ分析で導いた人物が初めて明かす、その全貌。
目次
第1フェーズ(2009年秋~2010年7月参院選) 野党転落―報道分析から復活への手がかり(「10分で説明してくれ」;クチコミ@総選挙2009 ほか)
第2フェーズ(2010年秋~2011年夏) 膠着停滞―テレビ+ネットデータで精密度アップ(情報分析から情報戦略へ;バブルチャートの誕生 ほか)
第3フェーズ(2011年秋~2012年12月衆院選) 政権奪還―ネット積極活用で注目を集める(ボス交代;規模拡大した情報分析会議 ほか)
第4フェーズ(2013年1月~7月参院選) 完全勝利―IT全面武装で選挙に臨む(情報世界の景色が一変;参院選勝利に狙いを絞る ほか)
終わりに(2016年5月) 情報の結節点に網を張る(「果しなき流れの果に」が発想の原点;「不安な時代」を情報で生きる)
著者等紹介
小口日出彦[コグチヒデヒコ]
1961年生まれ。慶應義塾大学卒業後、株式会社コスモ・エイティ、日経BP社ニューヨーク支局特派員、日経E‐BIZ編集長、日経ベンチャー(現日経トップリーダー)編集長などを経て、2007年、株式会社パースペクティブ・メディアを設立。代表取締役となり、現在に至る。情報分析と情報表現のコンサルティングを手掛ける。ほかに株式会社エム・データ取締役など複数企業の役員を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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