講談社現代新書<br> 輪廻転生―“私”をつなぐ生まれ変わりの物語

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講談社現代新書
輪廻転生―“私”をつなぐ生まれ変わりの物語

  • 竹倉 史人【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062883337
  • NDC分類 147
  • Cコード C0214

出版社内容情報

輪廻転生・生まれ変わりって? 意外に皆が信じているこの思想について、歴史をさかのぼり、世界を見わたして考える画期的な入門書。 「輪廻転生」、「生まれ変わり」を、あなたは信じますか?
 NHK放送文化研究所による調査では、4割以上の日本人が「生まれ変わりはある」と答えています。本書は、「輪廻転生」の思想について、「再生型」、「輪廻型」、「リインカーネーション型」という3種類に分け、それらがどんな思想を含み、日本や世界各地どんな発展・変貌を遂げてきたのかをやさしく語る、画期的な新書です。
 その過程では、愛する故人を自分の子どもとして再生させようとする風習、霊との対話でつくられた書物、前世の記憶を語る子どもたちの具体的事例、前世の記憶を検証する大学の研究所と、それに巨額の私財を投じた世界的発明家・・・・・・など、驚きの事実が次々出てくるでしょう。

<本書の内容>
 プロローグ 世界中に広がる「輪廻転生」
 第1章 再生型――自然のなかを循環する人間
 第2章 輪廻型――古代インド起源の流転の思想
 第3章 リインカネーション型――近代版生まれ変わり思想
 第4章 前世を記憶している子どもたち
 第5章 日本における生まれ変わり
 エピローグ 輪廻転生とスピリチュアリティ文化のゆくえ

<著者プロフィール>
たけくら・ふみと/1976年、東京生まれ。東京大学文学部思想文化学科を卒業後、予備校講師などを経て、東京工業大学大学院修士課程に入学。現在、同大学院社会理工学研究科博士課程に在籍中。専門は宗教人類学。日本社会を中心に現代宗教やスピリチュアリティについて考察。とりわけ「輪廻転生」と呼ばれる死生観に注目している。
<著者からのメッセージ>
 人は死んだらどうなるのか。なぜわれわれは死ななければならないのか。こうした問いはつねに人類とともにありました。本書は「輪廻転生」というテーマを切り口に、これまで人類がどのように「死」と向き合い、受容してきたかについてご紹介します。そこには「死と再生」をめぐる、じつに多彩な生まれ変わりの物語が展開しています。
 とりわけ興味深いのは、そうした物語が単なる「空想」や「慰め」ではなく、それどころかある種の〈現実〉とよびうる次元を形成し、それが人類に少なからぬ影響を与え続けてきたという歴史的事実です。ここに「輪廻転生」のスリリングな魅力があるのだと思っています。

はじめに
プロローグ 世界中に広がる「輪廻転生」
第1章 再生型──自然のなかを循環する人間
第2章 輪廻型──古代インド起源の流転の思想
第3章 リインカネーション型──近代版生まれ変わり思想
第4章 前世を記憶している子どもたち
第5章 日本における生まれ変わり
エピローグ 輪廻転生とスピリチュアリティ文化のゆくえ
おわりに  「看取り大国ニッポン」に寄せて
主な参考文献


竹倉 史人[タケクラ フミト]
著・文・その他

内容説明

輪廻転生、それは生きる力を与えてくれる観念。

目次

プロローグ 世界中に広がる「輪廻転生」
第1章 再生型―自然のなかを循環する人間
第2章 輪廻型―古代インド起源の流転の思想
第3章 リインカネーション型―近代版生まれ変わり思想
第4章 前世を記憶している子どもたち
第5章 日本における生まれ変わり
エピローグ 輪廻転生とスピリチュアリティ文化のゆくえ

著者等紹介

竹倉史人[タケクラフミト]
1976年、東京都生まれ。東京大学文学部思想文化学科を卒業後、予備校講師などを経て、東京工業大学大学院修士課程に入学。現在、同大学院社会理工学研究科博士課程に在籍中。専門は宗教人類学。日本社会を中心に現代宗教やスピリチュアリティについて考察。とりわけ「輪廻転生」と呼ばれる死生観に注目している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かんがく

12
生まれ変わりの三つの類型について、古今東西の伝承や学説をもとに説明していく。興味深い話も多かったが、エピソードの列挙に終始していた感じがした。2023/04/15

fwhd8325

12
宗教的な背景ではなく、既視感や初対面でも初対面と感じない相手がいたりする感覚から前世、生まれ変わりのようなものは信じています。もちろん、科学的根拠はないのだけど、ここの紹介されている事例でも、そう信じさせるだけの説得力はありました。もう少し、柔らかめであれば読みやすいのに。2015/10/31

ピンガペンギン

9
生まれ変わりを①再生型②輪廻型③リインカネーション型として整理して説明している。生まれ変わりの主体である「私」の在り方についても考察している。reincarnationが今日の意味で初めて使用されたのは1857年パリで出版された教育学者アラン・カルデック(1804-1869)「霊の書」が最初ということ。当時のフランス社交界では「霊」との交流がブームになっていたという。ユゴーも傾倒してた。科学革命、啓蒙思想などがくる前の旧世界では、世界は退歩していくというイメージがあったが、世界はより良きものに→2022/10/29

mstr_kk

8
めっちゃくちゃ面白い本でした! 「人類は、生まれ変わりをどうとらえてきたか」というテーマで、少ないページ数の中に、人類学、社会学、歴史の最高に面白い話を詰め込んでくれています。しかもわかりやすく、手際がよく、流れが自然でスラスラ読めます。著者の方はとんでもない実力者だなと思いました。人文学の面白さを存分に味わえます。名著!2023/11/12

ちーたん

8
前世療法を読んだ後なので、すごく納得ができ、もっと知りたいと思った。 もはや死者を弔う行事をしようとは思わないが、全て意味のあるものだと思う。 近代病に冒された自分を治したい。2021/10/04

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