講談社現代新書<br> カフェと日本人

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講談社現代新書
カフェと日本人

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062882873
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0295

出版社内容情報

日本初の喫茶店から、欲望に応えてきた特殊喫茶、スタバ、いま話題の「サードウェーブ」までの変遷をたどった、日本のカフェ文化論。大正・昭和の「カフェー」とAKB48の類似点って?
なぜ名古屋人は喫茶好き?
210年前にコーヒーを飲んだ「人気文化人」といえば?
100年以上続く国内最古の喫茶店はどこ?
「音楽系喫茶」と「特殊喫茶」がたどった経緯とは?
「カフェラテ」と「カフェオレ」の違いは?
あなたにとって「カフェの存在」とは?
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日本初の喫茶店から、欲望に応えてきた特殊喫茶、スタバ、
いま話題の「サードウェーブ」までの変遷をたどった、日本のカフェ文化論。
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【おもな内容】
第1章 カフェの誕生
「日本初」の喫茶店はビリヤードつき/100年以上続く現存最古の喫茶店/戦後に庶民化した「ハイカラな味」/「昭和の喫茶店」と「平成のカフェ」 ほか
第2章 日本独自の進化を遂げたカフェ・喫茶店
文壇バーならぬ文壇カフェ/「談話室滝沢」があった時代/菊池寛も愛用した文化人のサロン/名曲喫茶・シャンソン喫茶・ジャズ喫茶・歌声喫茶・ゴーゴー喫茶/美人喫茶からメイドカフェへ/西からやってきた「ノーパン喫茶」 ほか
第3章 なぜ名古屋人は喫茶好きなのか
始まりは尾張徳川藩の振興策/昭和30?40年代から続く人気店/「一宮モーニング」と「豊橋モーニング」 ほか
第4章 カフェ好きが集まる聖地
シングルオリジンの味わい深さを追求する「バルミュゼット」(仙台)/コロンビアに直営農園を持つ個人店「サザコーヒー」(ひたちなか)/川端康成や池波正太郎に愛された「アンジェラス」(浅草)/ジョン・レノンや柴田錬三郎も利用した「ミカドコーヒー」(軽井沢)/「ご近所のコーヒー店」から進化した「カフェタナカ」(名古屋)/日本有数の温泉地にある「ティールーム・二コル」と飲食専門誌『カフェ&レストラン』編集長が絶賛した「茶房 天井棧敷」(由布院)
第5章 「うちカフェ」という見えざる市場
定着した「コンビニコーヒー」は多様化へ/「無糖」や「健康」を打ち出す缶コーヒー/「サードウェーブは「昭和の喫茶店」そのものだ ほか

はじめに――スタバが開国した「女性向け」コーヒー
第1章 カフェの誕生
人類とコーヒーとの出合い/「日本初」の喫茶店はビリヤードつき/100年以上続く現存最古の喫茶店/一時代を築いた「大正ロマン」と「昭和レトロ」/戦後に庶民化した「ハイカラな味」/「昭和の喫茶店」と「平成のカフェ」 ほか
第2章 日本独自の進化を遂げたカフェ・喫茶店
文壇バーならぬ文壇カフェ/「談話室滝沢」があった時代/菊池寛も愛用した文化人のサロン/名曲喫茶・シャンソン喫茶・ジャズ喫茶・歌声喫茶・ゴーゴー喫茶/美人喫茶からメイドカフェへ/西からやってきた「ノーパン喫茶」 ほか
第3章 なぜ名古屋人は喫茶好きなのか
始まりは尾張徳川藩の振興策/「広ブラ」時代の名古屋のカフェー/昭和30?40年代から続く人気店/「一宮モーニング」と「豊橋モーニング」/若い女性に人気の「猿カフェ」 ほか
第4章 カフェ好きが集まる聖地
シングルオリジンの味わい深さを追求する「バルミュゼット」(仙台)/コロンビアに直営農園を持つ個人店「サザコーヒー」(ひたちなか)/川端康成や池波正太郎に愛された「アンジェラス」(浅草)/ジョン・レノンや柴田錬三郎も利用した「ミカドコーヒー」(軽井沢)/「ご近所のコーヒー店」から進化した「カフェタナカ」(名古屋)/日本有数の温泉地にある「ティールーム・二コル」と飲食専門誌『カフェ&レストラン』編集長が絶賛した「茶房 天井棧敷」(由布院)
第5章 「うちカフェ」という見えざる市場
コーヒーの6割以上を自宅で飲む/定着した「コンビニコーヒー」は多様化へ/「無糖」や「健康」を打ち出す缶コーヒー/「ミルク感」が人気のチルドカップコーヒー/「スティックコーヒー」市場も拡大/老舗も新興も手がける「通販のコーヒー」/サードウェーブは「昭和の喫茶店」そのものだ ほか
おわりに――それぞれの記憶に残る「カフェと人生」


高井 尚之[タカイ ナオユキ]
著・文・その他

内容説明

“日本初”の喫茶店から、欲望に応えてきた「特殊喫茶」、スタバ、いま話題の「サードウェーブ」までの変遷をたどった、日本のカフェ文化論。

目次

第1章 カフェの誕生(一杯いくらなら出す?;そもそも「ブレンド」ってなに? ほか)
第2章 日本独自の進化を遂げたカフェ・喫茶店(店の「基本性能」と「付加価値」;文壇バーならぬ文壇カフェ ほか)
第3章 なぜ名古屋人は喫茶好きなのか(他地域の人気店が「ベンチマーク」する;「飲酒」より「喫茶」にカネを使う ほか)
第4章 カフェ好きが集まる聖地(一杯のコーヒーに「店主の探求心」が込もっている「バルミュゼット」;シングルオリジンの味わい深さを追求 ほか)
第5章 「うちカフェ」という見えざる市場(コーヒーの六割以上を自宅で飲む;所得減、外食控え、デフレの結果… ほか)

著者等紹介

高井尚之[タカイナオユキ]
1962年名古屋市生まれ。経済ジャーナリスト・経営コンサルタント。日本実業出版社の編集者、花王情報作成部・企画ライターを経て2004年から現職。出版社とメーカーでの組織人経験を活かし、大企業・中小企業の経営者や幹部の取材をし続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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ねこ

135
私は珈琲が大好きです。そしてここ数年で読書も大好きになりました。お気に入りのカフェで読書をするって最高ですよね。…しかし、日常的にはファミマのイートインかマックで過ごしていることがほとんど。おっと感想感想。昔はコーヒー一杯とラーメン一杯の値段は同じだったそうな。300円程。そして時は流れ2013年コンビニコーヒーが登場。今やスタバ、ドトール、タリーズ、コメダにコンビニとコーヒー戦国時代。…私の最近のお気に入りは家から歩いて15分のサンマルク。お店の奥に落ち着けるスペースがあって隠れ家的場所。週一の贅沢です2023/06/07

kinkin

92
日本のカフェの歴史からカフエについてのあれこれ。昔は喫茶店なかには純喫茶というのもあったなー。著者は普通の喫茶店からスタバなどのカフェ、なかには昔流行った「ノーパン喫茶」体験まで紹介しているのが面白かった。まだネットやケータイがなかった頃だいたい何時頃にあそこの喫茶店に行けば会えるとか人との待ち合わせに浸かった喫茶店も今は職場みたいになっているところも多い。殆ど行かなくなった喫茶店やっぱり店主との無駄話したりぼんやりできるところが個人的にはいい。他に名古屋喫茶店事情も書かれていておすすめ。図書館本2018/03/07

Mumiu

57
カフェの概説。歴史も形態も、そしていくつか特筆すべく取り上げられたカフェ。深くはないですが、ふむふむと知らなかったこともいくつか。まさかノーパン喫茶にアンナミラーズについても触れているとは⁈ネットカフェのライバルかビジネスホテルだったとは!名古屋と近辺の来客時に「じゃあコメダに行こか?」。山形の来客時お寿司ではなくラーメンを出前で頼むノリを思い出しました。個人的にはアナログ盤を大きめのスピーカーで聴かせてくれる名曲喫茶が続いてくれると嬉しいです。2015/01/13

tamami

52
2014年刊。日本におけるコーヒー受容の開始を記す第一章、その後様々に変貌を遂げていくカフェ(喫茶店)の実態を記す第二章。一転して第三章では中京・名古屋に根付くモーニングの由来を述べ、第四章の「カフェ好きが集まる聖地」では、著者が実地に訪れた全国各地の特色ある喫茶店についてレポートする。筆者が喫茶店に馴染み始めてから半世紀、昔と変わらぬ業態で推移してきたと思っていた喫茶店が、こんなにも変貌を遂げていたというのは驚きだった。スタバが席巻している感のある現在、女性の取り込みが帰趨を決めたとするのは納得である。2023/02/04

壱萬参仟縁

45
コーヒーの起源:6Cエチオピアのカルディ(ヤギ飼いの若者)伝説が有力(22頁)。邦人初の飲用記を書いたのは太田南畝(1804年23頁)。長野県の丸山珈琲はSBCラジオで健太郎社長がラジカンに出てこられるので存じ上げていた(53頁)。名古屋の喫茶文化は、尾張藩7代藩主・徳川宗春といわれる(101頁)。あのモーニングの豪勢さは驚きだ。これはオマケ好きから来ているようだ(113頁)。おまけがなければ顧客になれないのだろう。私も得しないところには行かないな。2016/01/24

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