講談社現代新書<br> 向き合う力

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講談社現代新書
向き合う力

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  • サイズ 新書判/ページ数 234p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062882712
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0295

出版社内容情報

すべての経験には「意味」がある――デビュー40年の女優がはじめて明かす、親との葛藤、仕事、結婚と離婚、大事故と後遺症、終活。

親との葛藤、仕事、結婚と離婚、子育て、大事故とその後遺症、終活と老後……。

誰しも、忘れてしまいたい「過去」の1つや2つはあるものです。
思い出したくもない「記憶」や「経験」をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

でも、目を背けてばかりいては進めない「未来」もあるのではないでしょうか。

いいことも、悪いことも、すべての経験には「意味」がある――。

デビュー40年の女優が、生きづらさを抱えるみなさんに贈る、示唆に富んだ一冊。
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◆はじめに
自分の存在を認めてもらえた喜び/3日間誰とも話していないことも/人生は「宿題」の連続 ほか
◆第1章 子供を持つことの「強み」と「弱み」
何のために私は頑張ってきたの?/仕事と子供、どっちが大事?/離婚したのは親の勝手/ペット・ロス/キッチンに立つのもつい億劫に/世の中に追いつくのが大変 ほか
◆第2章 転機が「決意」と「覚悟」をもたらす
森繁久彌さんから教えられた「心構え」の大切さ/水谷豊さんは今でもきさくな「お兄ちゃん」 ほか
◆第3章 名優に学ぶ「謙虚さ」と「気配り」
田中絹代さんの演技指導/山岡久乃さんの包容力/今井正監督の上品な執念/高倉健さんの慈愛/京マチ子さんの凛々しさ/山田五十鈴先生の風格/松田優作さんの繊細な気遣い/勇気づけられた緒形拳さんのアドバイス
◆第4章 「不慮の事故」「後遺症」と向き合う
暴走馬車/塗炭の苦しみのはじまり/「自分だけは大丈夫」だと思っていた/1年間放置したツケ/当たり前に生きられることの幸せ ほか
◆第5章 女優稼業の「オモテ」と「ウラ」
他人の成功を妬んでいては成長できない/嫌みに気づかない鈍感力/自分の可能性を自分で狭めない/相次ぐ熱愛報道/人間不信 ほか
◆第6章 「ご飯の時間が怖かった」という記憶
「おまえはどうしてそうなんだ」/両親の不仲/小学校で受けたいじめ/甘え下手 ほか
◆第7章 「おひとりさま」として生きる
思いがけない暴力/離婚に導いた「負の連鎖」/虎党/古美術のしあわせ/着物の魅力/母親との関係改善 ほか

◆はじめに
梨園のしきたりとは無縁だった/京都の自然に培われた感性/自分の存在を認めてもらえた喜び/仕事が私を成長させてくれた/3日間誰とも話していないことも/人生は「宿題」の連続
◆第1章 子供を持つことの「強み」と「弱み」
何のために私は頑張ってきたの?/仕事と子供、どっちが大事?/離婚したのは親の勝手/反抗期の試行錯誤/ペット・ロス/キッチンに立つのもつい億劫に/世の中に追いつくのが大変/すべての経験には意味がある ほか
◆第2章 転機が「決意」と「覚悟」をもたらす
人に認められたかった/映画とテレビの違い/「笑うイス」「セッシュする」/ダブルブッキングの危機/森繁久彌さんから教えられた「心構え」の大切さ/水谷豊さんは今でもきさくな「お兄ちゃん」 ほか
◆第3章 名優に学ぶ「謙虚さ」と「気配り」
田中絹代さんの演技指導/山岡久乃さんの包容力/今井正監督の上品な執念/高倉健さんの慈愛/京マチ子さんの凛々しさ/山田五十鈴先生の風格/松田優作さんの繊細な気遣い/勇気づけられた緒形拳さんのアドバイス
◆第4章 「不慮の事故」「後遺症」と向き合う
「第六感」がはたらいた/黒い車イス/暴走馬車/寒気とけいれん/塗炭の苦しみのはじまり/「自分だけは大丈夫」だと思っていた/1年間放置したツケ/当たり前に生きられることの幸せ ほか
◆第5章 女優稼業の「オモテ」と「ウラ」
他人の成功を妬んでいては成長できない/嫌みに気づかない鈍感力/自分の可能性を自分で狭めない/パンツぐらい私も買いますよ/相次ぐ熱愛報道/交際相手は11人?/人間不信 ほか
◆第6章 「ご飯の時間が怖かった」という記憶
「おまえはどうしてそうなんだ」/両親の不仲/「そろばん塾などやめてしまえ」/小学校で受けたいじめ/ささやかな抵抗/祖父が唯一の支えだった/クリスマスイヴの思い出/父との別居生活/家にいたくなかった/「しつけ」って何?/甘え下手 ほか
◆第7章 「おひとりさま」として生きる
結婚を決めた理由/ふたりの2日分の食事を作り置き/思いがけない暴力/離婚に導いた「負の連鎖」/土の匂いをめでる/もう一度京都に住みたい/虎党/古美術のしあわせ/着物の魅力/おひとりさまのこれから/母親との関係改善 ほか

【著者紹介】
(いけがみ・きみこ)一九五九年ニューヨーク・マンハッタン生まれ。三歳で帰国、小学校卒業まで京都に住んだのち、東京在住。一九七四年テレビドラマ『まぼろしのペンフレンド』(NHK)でデビュー。テレビドラマ『愛と誠』(東京12チャンネル)・『熱中時代』(日本テレビ)・『男女7人夏物語』(TBS)、NHK大河ドラマ『草燃える』『おんな太閤記』『徳川家康』『武田信玄』などに出演。一九八四年『陽揮楼』(東映)で第七回日本アカデミー賞主演女優賞を、一九八九年『華の乱』(東映)で第一二回日本アカデミー賞助演女優賞を受賞。現在、テレビドラマ『不倫調査員 片山由美』(テレビ東京)シリーズで主演を務めるほか、舞台、映画などで活躍中。

内容説明

親との葛藤、いじめ、仕事、結婚と離婚、子育て、大事故とその後遺症、おひとりさまとして生きる…苦難と葛藤の末に見出した人生の真の輝きとは?生きづらさを抱えるみなさんにデビュー40年の女優がはじめて明かす示唆に富んだ珠玉の一冊!

目次

第1章 子供を持つことの「強み」と「弱み」
第2章 転機が「決意」と「覚悟」をもたらす
第3章 名優に学ぶ「謙虚さ」と「気配り」
第4章 「不慮の事故」「後遺症」と向き合う
第5章 女優稼業の「オモテ」と「ウラ」
第6章 「ご飯の時間が怖かった」という記憶
第7章 「おひとりさま」として生きる

著者等紹介

池上季実子[イケガミキミコ]
1959年ニューヨーク市マンハッタン区生まれ。3歳で帰国、小学校卒業まで京都に住んだのち、東京在住。1974年テレビドラマ『まぼろしのペンフレンド』(NHK)でデビュー。1984年『陽暉楼』(東映)で第七回日本アカデミー賞主演女優賞を、1989年『華の乱』(東映)で第一二回日本アカデミー賞助演女優賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はる

23
★★☆☆☆。エッセイ、自叙伝的な内容を新書サイズで出版というアイディアはとても良いと思うし、一つ一つのエピソードもとても良質な内容なのだが、いかんせんページ数の制限と字ヅラの大きさから考えると、何もかも全部詰め込んで結局全てが中途半端で纏まりがなく、タイトルとイマイチ噛み合っていなかった印象を受けました。しかしそれは池上季実子さんが悪いのではなく、担当編集者の力量不足だと思います。もう少し絞り込みが必要に思いました。2015/03/05

犬養三千代

13
池上さんの思いもよらないような生き方に驚く。歌舞伎のお家でお嬢様かと思っていたら、お祖父様坂東三津五郎さん以外のご家族ご両親に恵まれていなかった。救いのない家庭。それでも、15歳から女優というのが息抜きではなかったかなと思う。 お一人様になって地に足ついた感じがする。今は幸せそうだ。2023/02/12

カープ坊や

11
私の大好きな『池上季実子さん』のタレント本。 タレント本などは全く興味もなく読んだ事もありませんでしたが 図書館で見つけて思わず手に! 幼児期の虐待、女優業から結婚 出産 離婚 子育て、そしてカナダでの大事故と 愛しの季実ちゃんの半生です。ただ 私には最高の一冊なれど 所詮はタレント本。池上季実子に興味ない方には つまらない本でしょうね! 2014/12/12

AKIKO-WILL

10
女優の方の新書に興味があり読みました。 新書というよりエッセイでしたね。幼少時代の話はちょっと読んでいて切なかったです。女優業は過酷な派遣労働なモノだと書いてあり、納得する部分も!華やかな世界だけどもその裏にはたくさんの大変なこともあるんだな。。2015/01/23

Kentaro

6
池上さんは、人間いつ死ぬか分からない。いつ死んでも後悔しないように頑張る。から、子供の面倒を見ている間は、運命に逆らってでも、悪魔に魂を売ってでも、絶対に死なないとなり、子供の一人立ち後は、無心の境地になったと言う。幼少期の理不尽なしつけ、両親との不仲、女優の仕事、結婚と離婚、試行錯誤を重ねた子育て、大事故と一年後の後遺症など。良いことも悪いこともすべての経験には必ず意味があり、そうした次から次に出てくる宿題と向き合いながら、もがき苦しみながらもなんとか乗り越えて来たからこそ、今の自分があるといいます。2018/09/13

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