講談社現代新書<br> 感性の限界―不合理性・不自由性・不条理性

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講談社現代新書
感性の限界―不合理性・不自由性・不条理性

  • 高橋 昌一郎【著】
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  • 講談社(2012/04発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062881531
  • NDC分類 116
  • Cコード C0210

出版社内容情報

「理性」「知性」に続く限界シリーズ第3弾が登場。「愛」「自由」「死」をテーマに行為・意志・存在の限界と可能性を探る。人間はなぜ生きるのか?
行動経済学、認知科学、進化生物学、実存哲学まで――愛と自由と死とは何か?

人間の愛は「不合理」なもの? 自由だと勝手に信じている人間が実際には「不自由」なのではないか? なぜ人間は生まれて死ななければならないという「不条理」に遭遇しているのか? そもそも、人間とは何か……? ――「行為」「意志」「存在」の限界をテーマに、行動経済学者や認知科学者、進化論者、実存主義者など多様な分野の学者からカント主義者や急進的フェミニスト、会社員、運動選手、大学生も加わり、楽しく深く広い議論を繰り広げる。そこから見えてくる人間の姿とは――。

序章 シンポジウム「感性の限界」開幕――結婚披露宴会場より
第一章 行為の限界
第二章 意志の限界
第三章 存在の限界


高橋 昌一郎[タカハシ ショウイチロウ]
著・文・その他

内容説明

人間の愛は「不合理」なもの?自由だと勝手に信じている人間が実際には「不自由」なのではないか?なぜ人間は生まれて死ななければならないという「不条理」に遭遇しているのか?そもそも、人間とは何か…?―「行為」「意志」「存在」の限界をテーマに、行動経済学者や認知科学者、進化論者、実存主義者など多様な分野の学者からカント主義者や急進的フェミニスト、会社員、運動選手、大学生も加わり、楽しく深い広い議論を繰り広げる。そこから見えてくる人間の姿とは―。

目次

序章 シンポジウム「感性の限界」開幕―結婚披露宴会場より
第1章 行為の限界(愛とは何か;カーネマンの行動経済学;二重家庭理論と不合理性;人間行為の限界と可能性)
第2章 意志の限界(自由とは何か;ドーキンスの生存機械論;進化と不自由性;人間意志の限界と可能性)
第3章 存在の限界(死とは何か;カミュの形而上学的反抗;意識と不条理性;人間存在の限界と可能性)

著者等紹介

高橋昌一郎[タカハシショウイチロウ]
1959年生まれ。國學院大學文学部教授。専門は、論理学・哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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KAZOO

109
高橋先生の「限界」シリーズの3作目です。最初にシンポジウムということで、結構披露宴会場での場面で様々な登場人物が愛などについて述べた後に「行為の限界」「意志の限界」「「存在の限界」についてのやり取りが行われます。話ことばだと内容が難しくても比較的よく分かった気になります。行為の限界では行動経済学的なアプローチもあり私には興味深いものでした。2015/12/28

harass

71
理性知性ではない感性などについての一般常識を覆すような学説を取り上げていく。「認知バイアス」、人間感情の正体、行動経済学、ミルグラム服従実験、利己的遺伝子などであるが、カミュの実存主義はなんか違う。学説というよりも、科学者などのエピソードが増えてきている。この誇張した類型的な人物の討論形式は大雑把にトピックを論じるのに非常に便利であると確信。対立点が分かりやすく、一般人に分かりやすく工夫がしてある。三作目のせいかネタが薄くなっているようだ。全三冊で一冊だけを選ぶとしたら一作目「理性の限界」か。良書。2017/07/23

ehirano1

70
本書によって「異邦人(カミュ)」をようやく理解できました。そういうことだったのですね。2018/02/10

ehirano1

62
「理性」「知性」ときて最後は「感性」。そして遂に「不条理」がきましたね(ちと言及が少ないのが個人的に残念でしたが・・・)。著者の思惑どおり、とっても刺激を受けました。近いうちにまた読み直そうと思います。2017/11/04

mitei

56
非常にストンと落ちるような感じで読めたのが驚きだった。特に人間の頭の進化についてのところが印象に残った。2012/05/03

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