講談社現代新書<br> 居酒屋の世界史

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講談社現代新書
居酒屋の世界史

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  • サイズ 新書判/ページ数 233p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062881203
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0222

出版社内容情報

居酒屋を覗くと、ヨーロッパ文明が見えてくる!
銀行にして裁判所、売春宿にして病院!? 居酒屋がかつて有していた多機能性とは?
居酒屋と教会の深い関係とは?
なぜ、ヨーロッパでは非ヨーロッパ文明圏よりも早く農村に居酒屋が浸透したのか?
お酒と酔いどれたちをめぐる世界史の旅。

【目次】
通史編
第一話  古代オリエント・ギリシア・ローマ――居酒屋の誕生期
第二話  ヨーロッパ中近世――居酒屋の最盛期
第三話  ヨーロッパ近現代――居酒屋の衰退期
第四話  イスラム圏の居酒屋
第五話  中国・韓国の居酒屋
第六話  日本の居酒屋
テーマ編
第七話  教会と居酒屋
第八話  売春と居酒屋
第九話  芸人と居酒屋
第一〇話 犯罪・陰謀と居酒屋

【目次】
通史編
第一話  古代オリエント・ギリシア・ローマ――居酒屋の誕生期
第二話  ヨーロッパ中近世――居酒屋の最盛期
第三話  ヨーロッパ近現代――居酒屋の衰退期
第四話  イスラム圏の居酒屋
第五話  中国・韓国の居酒屋
第六話  日本の居酒屋
テーマ編
第七話  教会と居酒屋
第八話  売春と居酒屋
第九話  芸人と居酒屋
第一〇話 犯罪・陰謀と居酒屋


下田 淳[シモダ ジュン]
著・文・その他

内容説明

居酒屋を覗くとヨーロッパ文明が見える。悪への誘惑の場所か、それとも社会の安定装置か。お酒と酔いどれたちをめぐる、ヨーロッパ、イスラム、東アジアの比較文化論。

目次

通史編(古代オリエント・ギリシア・ローマ―居酒屋の誕生期;ヨーロッパ中近世―居酒屋の最盛期;ヨーロッパ近現代―居酒屋の衰退期;イスラム圏の居酒屋;中国・韓国の居酒屋;日本の居酒屋)
テーマ編(教会と居酒屋;売春と居酒屋;芸人と居酒屋;犯罪・陰謀と居酒屋)

著者等紹介

下田淳[シモダジュン]
1960年生まれ。青山学院大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。ドイツ・トリーア大学歴史学科退学。博士(歴史学)。現在、宇都宮大学教育学部教授。専攻はドイツ史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

42
世界中の歴史でどこにでもある居酒屋に焦点をあてるというのが新鮮だった。特にヨーロッパではキリスト教の教会が盛り場になっていたなど初めて知った。それが長い年月をかけて今の厳かな雰囲気になったのは居酒屋にいくようになったからというのがビックリ。2011/10/12

ナラサン

14
「居酒屋」といっても、時代・地域によっていろいろな形態と役割が有ったんですねぇ。もはや総合レジャー施設ですな。イスラム圏ではもっと厳格に酒禁止なものと思い込んでいたが、案外飲んじゃってる人もいるんだ、と知りなぜか安心(笑)さて、この本、「歴史モノ」棚と「酒」棚、どちらに収めるべきか?・・・「歴史モノ」かな。2011/11/26

Saiid al-Halawi

10
酒を提供する対価としておカネをもらうのが居酒屋なので、貨幣経済の浸透が不可欠だったのだという。なので農村における居酒屋の発達は都市と比較して遅れ、無償の歓待という古代以来の習俗が根強く残ったのだと。2012/02/09

にゃんにゃんこ

9
農村の貨幣制度の発生から生まれるとされる居酒屋。その形態と役割から、各国の歴史と近代化を分析する。面白さ452021/12/28

蛭子戎

8
来客者を饗応して対価を求めるという行為自体貨幣経済の浸透によって誕生したものらしい。冒頭からへーっとなる。ヨーロッパの専門家らしくヨーロッパ以外は多少薄い内容だがヨーロッパはすごく面白い。ワインは最初セーヌ川とかで作っていたけどバイキングに追いやられてブルターニュに移ったとか蒸留酒が出来るまで飲酒を悪徳とみなされていなかったとか。売春や裁判所も兼ねていたみたいな帯に書いてある話以外にも面白い話が多い。2018/09/30

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