講談社現代新書<br> 発達障害のいま

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講談社現代新書
発達障害のいま

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  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062881166
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C0247

出版社内容情報

18万部のロングセラー『発達障害の子どもたち』に、待望の続編が登場!
発達障害児の陰に潜む家庭の問題とは? 
こころの骨折・トラウマはどう治す? 
脳と神経に何が起こっているのか? 
「発達凸凹」という新しい考え方とは?
保護者、教育関係者から小児科医まで必読の書。


序章  母子並行治療をおこなったヒナコ
第一章 発達障害はなぜ増えているのか
第二章 発達凸凹とは
第三章 発達凸凹の可能性
第四章 トラウマの衝撃
第五章 トラウマ処理
第六章 発達障害とトラウマ
第七章 発達障害と精神科疾患 その1
第八章 発達障害と精神科疾患 その2
第九章 未診断の発達障害、発達凸凹への対応
終章  療育、治療、予防について


杉山 登志郎[スギヤマ トシロウ]
著・文・その他

内容説明

発達障害から発達凸凹へ。発達障害児の陰に潜む家庭の問題とは?こころの骨折・トラウマはどう治す?脳と神経に何が起こっているのか。

目次

母子並行治療をおこなったヒナコ
発達障害はなぜ増えているのか
発達凸凹とは
発達凸凹の可能性
トラウマの衝撃
トラウマ処理
発達障害とトラウマ
発達障害と精神科疾患
未診断の発達障害、発達凸凹への対応
療育、治療、予防について

著者等紹介

杉山登志郎[スギヤマトシロウ]
1951年、静岡県生まれ。久留米大学医学部卒。あいち小児保健医療総合センター心療科部長などを経て、2010年より浜松医科大学児童青年期精神医学講座特任教授。日本小児精神神経学会常務理事、日本トラウマティック・ストレス学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mizuki

37
なぜ発達障害が増えてきているのかという、著者の気づきから始まる本書。家庭内の問題を取り上げた事例では、これはドラマかと思うような内容に、涙が止まりませんでした。゚(p'д`q*)゚。 このように苦しんでいる親子を見捨てる社会にしてしまった日本。ここから変わろうとしているようには思えませんね。残念です。2018/10/06

しいたけ

28
2011年に発行された本。このての本を積読してしまうことを、まずは反省。本を手にとっただけではわからなかったが、中身は虐待についてかなり深く触れられている。発達障害と児童虐待の絡み合いは、虐待の臨床の第一人者である著者をしても驚くことばかりだったという。トラウマの治療でEMDRという眼球運動による治療法をあげている。話しには聞いていて半信半疑だったのだが、とても有効な技法なのだとわかる。日本の社会的養護は虐待対応でパンクしている。これは国家レベルのネグレクトではないかと、杉山先生は憤りを隠さない。2015/11/08

morinokazedayori

27
★★★★★とても内容の濃い本だった。発達凸凹はマイナスではなく、得意を伸ばせば独創的な活動のできる人になる。だが、発達障害となると社会や周囲への適応が難しくなり、加害性、被害性を帯びることもある。また、従来の精神科診断では見落とされがちであった「発達」と「トラウマ」の問題の重要性を指摘。発達凸凹を障害にしない、トラウマを作らないための周囲の対処法も説明されている。より理解を深めたい。2023/03/26

みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます

27
発達障害の研究と実践がいまどこまできているのかを、現場で数多くのケースに接してきた著者が紹介した一冊。学び始めたばかりの自分にとっては、すべてが理解できたとは言えないが、この問題を深める上で知らなければならないことを整理してくれたような気がした。現実には二次障害が現れてから対処を真剣に考えざるを得なくなったケースも多いと思うが、そこに至る前になんとかしなければならないし、なんとかできるはず。発達に凸凹がある人たちが重症化せずに済む環境をつくっていくために、この問題への正しい理解が広まってほしいと願う。2012/06/15

異世界西郷さん

26
読友さんに紹介されたので読んでみました。この本が続編に当たる物のためでしょうか、前作を事前に読んでいることが必要なことが多いように感じました。豊富な実例を交えて発達障害について語っているため内容は想像しやすかったですが、そうであるがために奥が深すぎる分野なんだなとも思いました。発達障害における子供と親の関係(子供が発達障害だと、親もその可能性が高い)というのは非常に興味深かったです。あと、文中にあった「国のネグレクト」という考え方には思わず感心してしまいました。2015/06/05

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