出版社内容情報
「認められたい」は現代社会の病なのか? 現代社会で承認が大きな問題として浮かび上がってきた背景と解決策。「『空虚な承認ゲーム』をどう抜け出すか。その『答え』ならぬ『考え方』を教える本書は、規範喪失の時代における希望の書である」(斎藤環氏)。現代社会に蔓延する承認の問題を真正面から捉えた注目書! 私たちを覆う「生きにくさ」の本質に迫る。
第1章 「認められたい」の暴走
第2章 なぜ認められたいのか?
第3章 家族の承認を超えて
第4章 現代は「認められたい」時代か?
第5章 承認不安からの脱出
山竹 伸二[ヤマタケ シンジ]
著・文・その他
目次
第1章 「認められたい」の暴走(家族の「空虚な承認ゲーム」;「認められたい」若者たち ほか)
第2章 なぜ認められたいのか?(アイヒマン実験;服従の心理と承認欲望 ほか)
第3章 家族の承認を超えて(発生論的観点からの考察;承認欲望の起源 ほか)
第4章 現代は「認められたい」時代か?(「認められたい」欲望の普遍性;自由か、それとも承認か ほか)
第5章 承認不安からの脱出(「認められたい」不安からの出口;自己決定による納得 ほか)
著者等紹介
山竹伸二[ヤマタケシンジ]
1965年、広島県生まれ。学術系出版社の編集者を経て、現在、哲学、心理学の分野で批評活動を展開。1998年「自由と主体性を求めて」で第一四回暁烏敏賞を受賞。著述家。大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けんとまん1007